関東エリア（千葉県） カテゴリ：建物・史跡
2011-01-19 00:57:54 走行日：2011-01-16〜2011-01-16
グー！（10）
以前よりネットで知って気になっていた幻の廃鉄橋を探しに行ってきました。
実は昨年秋にも探しに行ったのですが、廃鉄橋へと続く道をどうしても見つけることが出来ず断念した経緯があります。
今回はその時のリベンジと云う気持ちで古い地図と新しい地図とをよ〜く見比べてその廃鉄橋へと続く道を見つけることが出来ました。
何故なら、その橋へと続く道自体が地図から完全に抹消されてしまっていたからです・・・
さらにその橋へと続く道は、あたかも最初から存在していなかったと言わんばかりにガードレールで塞がれてしまっていたので、前回の探索の時に見落としてしまっていたのです。
さて、この廃鉄橋が出来るまでの過程をざっとご説明しますと、その昔、まだ日本がバブルで活気付いていた時に千葉県君津市の山奥にある笹川湖と云う湖にゴルフ場を建設する計画が持ち上がっておりました。
しかし、いざ建設が始まったところ、バブルが弾けてしまい計画そのものが頓挫し、ゴルフ場へと渡る橋もろとも打ち捨てられ現在に至っております。
およそ２０年と云う歳月により風化した廃鉄橋はとても寒々とした印象でした。
橋に架かっていた道は全て取り払われてしまい鉄骨だけになっております。
橋の先にあるゴルフ場が現在どのようになっているのか気になるところですが、橋に道が架けられていない以上思いを馳せるしかありません。
むしろその先にあると思われる廃墟が人の手によって破壊されずにひっそりと朽ちて行くのかと思えば、そちらの方が良いのかもしれませんね・・・
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橋の場所を載せますが、決して無理をして橋を渡ろうなどとは考えないで下さい。
橋の下は深い谷となっているので大変危険です。
また、この場所は携帯が圏外で電波が入らないので万が一の際も助けを呼ぶことが出来ません。
無理は禁物です。
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ガードレールで完全に塞がれてしまっている端へと続く道
地図からもこの道は抹消されてしまい完全に存在を隠されています。
写真は橋へと続く入り口に近づき撮影しました。
原付程度の大きさならばガードレールの切れ目から中に進入することが可能です。
写真は入り口から１００ｍほど下ったところに愛車を止めて入り口を振り返って撮影しました。
ダートを少し走ると開けた場所に出ます。
いつから乗り捨てられているのか軽トラが捨てられていました。
木立の間から発見しました。
これが幻の廃鉄橋です。
近づいて撮影しました。
もっと近づいて撮影しました。
御覧のように橋には道はもう架かっていません。
渡ることは不可能だし、無理をすれば谷底にまっ逆さまです。
この橋の向こうにあるのが計画頓挫によって見捨てられてしまったゴルフ場です。
危険なく渡れるギリギリまで慎重に行き撮影しました。
これ以上行くのはかなり危険です。
この先のゴルフ場がとても気になりますが、想像するだけに留めて、土へと返る最後の瞬間までそっとしておいてあげましょう・・・
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