ヤマハ | YAMAHA イービーノ | E-Vino

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2002年に登場したパッソル以来、EC-02(2005年)、EC-03(2010年)を投入してきたヤマハのエレクトリックコミューターシリーズ。その第4弾モデルとして、2015年8月に発売されたのが、E-Vino(イービーノ)だった。この名前の通り、レトロポップスタイルの定番スクーターだったビーノがベースモデルで、車体後部にマフラーが存在しないこと以外のスタイルは、基本的にそのまま。「ビーノ」を選ぶときに、エンジン車か電動車かを選択するだけの違いという意味では、いよいよ本格的な電動コミューターの時代が到来したことを予感させた。リチウムイオンバッテリーは着脱式で、家庭用コンセントから充電可能(フル充電まで3時間)。走行時はシートの下に格納するため、エンジン車のビーノほどの収納スペースは望むべくもなかった(約10リッター容量だったが、予備バッテリー収納用でもあった)。パワーデリバリーは、「標準」と「パワー」の2モード切り替え。その他、登り坂などに使うことを想定した「ブースト機能」も備えられていた。2023年モデルでバッテリー容量が1.2倍(12.2Ah)になり、航続距離が伸びた。電動バイクを充電しながら旅をする人気テレビ番組(充電させてもらえませんか?/2017年~)で使われていたのはイービーノだった。

2023年 E-Vino ペールシアンパール2(カタログメイン)ペールシアンパール2
2023年 E-Vinoペールシアンパール2 2023年 E-Vinoブルーイッシュホワイトパール1
マイナーチェンジ
2023年モデル
ヤマハ E-Vino

これまでの約1.2倍容量(12.2Ah)バッテリーを採用して、1回充電当たりの走行距離が、29kmから32kmに延ばされた(一定条件下での比較)。※2022年9月30日発売

基本スペック

タイプグレード名 E-Vino
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 ZAD-SY11J
発売年 2022
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1675
全幅 (mm) 660
全高 (mm) 1005
ホイールベース (mm) 1160
最低地上高(mm) 95
シート高 (mm) 715
車両重量 (kg) 68
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 1
原動機型式 Y809E
原動機種類 電動モーター
排気量 (cc) 0.58
最高出力(kW) 1.2
最高出力(PS) 1.6
最高出力回転数(rpm) 3760
最大トルク(N・m) 7.8
最大トルク(kgf・m) 0.8
最大トルク回転数(rpm) 330
1次減速比 9.400
フレーム型式 バックボーン
キャスター角 24°05′
トレール量 (mm) 70
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 90/90-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 41
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 90/90-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 41
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.75
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:燃料計
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド