ホンダ | HONDA VTR1000SP-1

車輌プロフィール

スーパーバイク世界選手権(SBK)のレギュレーションが、2気筒エンジン搭載車に1,000ccの排気量が持てることを定めていた時代、ホンダはVTR1000SPWというレーサーを投入していた。その市販モデルが、VTR1000SP-1・VTR1000SP-2・RVT1000R(US向け)という一連のVツインリッタースポーツだった。VTR1000SP-1は2000年に登場した。90°V型2気筒エンジンは、VTR1000Fファイヤーストーム用ユニットがベースながら、カム駆動をギアとし、フューエルインジェクションを搭載するなど、スーパーバイク用マシンの公道仕様らしさを満載したスペシャルなモデルだった。2002年には、後継のVTR1000SP-2へ移行した。なお、RC51という名称で呼ばれることがあるが、それは通称で、型式名はSC45となる。

2000年 VTR1000SP-1 (カタログメイン)
2000年 VTR1000SP-1
2000年モデル
ホンダ VTR1000SP-1

基本スペック

タイプグレード名 VTR1000SP-1
型式 SC45
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2025
全幅 (mm) 725
全高 (mm) 1120
ホイールベース (mm) 1409
シート高 (mm) 813
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 999
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 100
行程(ピストンストローク)(mm) 63.6
圧縮比(:1) 10.8
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 18
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火プラグ標準搭載・型式 FR9BI-11
変速機形式 リターン式・6段変速
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 16
スプロケット歯数・後 40
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 104
キャスター角 24°30′
トレール量 (mm) 101
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 190/50ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス