ホンダ | HONDA ゴールドウイング | GOLDWING GL1800/GL1500

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

GOLD WING(ゴールドウイング)は、長らくホンダラインナップの旗艦モデルとして君臨するスポーツクルーザー。その歴史は、1975年にアメリカで発売されたGL1000に始まった。以来、主な市場であり続けた北米で求められた「大陸弾道ツアラー」として長距離走破を苦もなくこなすモデルとして進化を続けてきた。1980年には、その後のゴールドウイングの印象につながる大型フェアリングとサドルバッグ、リアトランクを装備したGL1100インターステートとなり、84年にはGL1200へとつながった。そして1988年からは、GL1500が日本市場に正式に輸入され、車名もゴールドウイングとして販売されるようになった。輸入、と書いたように、生産は北米の工場で行われており、ゴールドウイングは、「ホンダオブアメリカ」からの輸入車、という扱いだった。それから13年が経った2001年には、排気量を1,800ccとしたGL1800が登場した。このゴールドウイングには、バガースタイルのF6B(2013年)とマッスルなスタイルのF6C(2014年)も設定された。なお、2011年からは、熊本工場で生産されるようになっていた。2017年になると、次期モデルが東京やミラノのモーターショーで発表され、2018年4月から新型モデルとして販売が開始された。GL1000から数えると、6代目のゴールドウイングということになる。このモデルから、サドルバックのみを備えたモデルを「ゴールドウイング」とし、サドルバッグとリアトランクを装備したモデルを「ゴールドウイング ツアー」とした。また、後者には自動変速ができるDCTとエアバッグを搭載したグレードとして、ゴールドウイング ツアー・デュアルクラッチトランスミッション・エアバッグも設定された。アップル社の「AppleCarPlay」に対応したのも同じタイミングだった。翌2019年モデルでは、サドルバッグのみの「ゴールドウイング」にもDCT搭載モデルが追加され、続く2020年モデルでは、左側サドルバッグ内にUSBソケットが追加され、「ツアー」のサスペンションやDCTモデルのセッティングも変更された。また、2020年6月から、グーグル社の「Android Auto」にも対応するためのソフトウェア更新が可能になった。2021年からは、マニュアルミッション車が廃止され、DCTモデルのみとなった。2023年2月には、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、サドルバッグ・リアトランク装備のゴールドウイング ツアーのみのラインナップとなった。※AT限定の大型二輪免許は、2019年12月1日から施行された道路交通法施行令の一部改正に伴い、従来の「総排気量0.650リットル以下」という限定が撤廃され、排気量の上限なく、クラッチ操作を必要としない車両を運転することが可能になった。そのため、排気量1,833ccのゴールドウイングであっても、DCT搭載モデルならばAT限定大型二輪免許で運転することが可能になった。

2023年 GOLDWING Tour Dual Clutch Transmission ベータシルバーメタリック(カタログメイン)ベータシルバーメタリック
2023年 GOLDWING Tour Dual Clutch Transmissionベータシルバーメタリック 2023年 GOLDWING Tour Dual Clutch Transmissionグラファイトブラック 2023年 GOLDWING Tour Dual Clutch Transmissionパールグレアホワイト
2023年モデル
ホンダ GOLDWING Tour Dual Clutch Transmission

リアトランクなしのゴールドウイングがラインナップから外れ、トランク付きの「ゴールドイングツアー」のみのラインナップとなった。もともとSC79型になった2018年より前のSC68までは、トランク付きで単に「ゴールドウイング」だったので、「ツアー」が残って元のさやに収まったかたち。DCT(電子制御式7段自動変速)搭載車のみなのは、これまで通り。平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式(SC79)前の排ガス記号が「8BL」に変更された。カラーバリエーションは、新色のベータシルバーメタリック(ツートーン)とグラファイトブラック。パールグレアホワイトも継続設定された。※2022年2月16日発売

基本スペック

タイプグレード名 GOLDWING Tour Dual Clutch Transmission
型式 8BL-SC79
発売年 2023
発売月 2
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2615
全幅 (mm) 905
全高 (mm) 1430
ホイールベース (mm) 1695
最低地上高(mm) 130
シート高 (mm) 745
車両重量 (kg) 390
最小回転半径(m) 3.4
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 27.0
測定基準(1) 国交省届出(60km/h走行時)
燃料消費率(2)(km/L) 15.0
測定基準(2) WMTCモード値
原動機型式 SC79E
原動機種類 4ストローク
気筒数 6
シリンダ配列 水平対向(ボクサー)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1833
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 73
行程(ピストンストローク)(mm) 73
圧縮比(:1) 10.5
最高出力(kW) 93
最高出力(PS) 126
最高出力回転数(rpm) 5500
最大トルク(N・m) 170
最大トルク(kgf・m) 17.3
最大トルク回転数(rpm) 4500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 21
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 567.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR6HSB-9
点火プラグ必要本数・合計 6
搭載バッテリー・型式 GYZ20L
バッテリー容量 12V-20Ah 10HR
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 5.6
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 4.4
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 4.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 電子式・7段自動変速
1次減速比 1.795
変速比 1速 2.165/2速 1.695/3速 1.304/4速 1.037/5速 0.819/6速 0.666/7速 0.521
動力伝達方式 シャフト
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 30°30'
トレール量 (mm) 109
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) ウィッシュボーン
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 130/70R18
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 63
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 200/55R16
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 77
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.80
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:前後連動式ブレーキ
車両装備:パーキングブレーキ
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:グリップヒーター
車両装備:シートヒーター
車両装備:ETC
車両装備:USBポート
車両装備:スピーカー
車両装備:オーディオ機器
車両装備:可変スクリーン
車両装備:サイドボックス
車両装備:リアボックス
車両装備:緊急制動表示灯