掲載日:2017年09月12日 取材で見つけた旧車バイク紹介
記事提供/Zeppanバイクス編集部 取材協力/ホンダシングル専門店ニュートラル
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 25号』の『物件通信』を再編集したものです
学生の通学や社会人の通勤バイクとして1960年代後半から1970年代前半にかけて数多くの原付2種モデルが登場した。1970年代に入ると、原2クラスのメインモデルは90ccから125ccフルサイズとなった。CB90から始まったホンダのロードスポーツシリーズには125ccのCB125Sが加わり、その後、1975年にはボアサイズを拡大した124ccモデル、CB125JXが登場した。ブルーとオレンジのカラーリングや垢抜けたデザインは、同クラスでも目立つ存在で人気を集めた。
軽快なハンドリングのCB125JXは、様々なシチュエーションで活躍したモデルでもあった。当時、筑波サーキットや鈴鹿サーキットでは、ノーマルバイクにより競われるプロダクションレースが人気で、125ccクラスではこのCB125JXとスズキGP125が2大ライバルだった。名古屋のニュートラルで見つけたCB125JXは、人気のオレンジカラー外装。シートは張り替え済みでディテールも輝き、当時を知るライダーには魅力的な1台だった。