ホンダ CB750F

掲載日:2017年01月24日 取材で見つけた旧車バイク紹介    

記事提供/Zeppanバイクス編集部  取材協力/安田商会
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 20号』の『物件通信』を再編集したものです

ホンダ CB750Fの画像
HONDA CB750F

スタイリッシュなデザインと大排気量車らしからぬレスポンスを見せるエンジンの組み合わせによって、1980年代初頭のナナハンクラスをリードしたCB750F。数年前まではリーズナブルに乗れる絶版車の代表機種だったCB-Fだが、35年を超えて徐々にタマ数が減少し、価格も上昇傾向にある。

カムチェーンやカムチェーンテンショナーはCB-F系に共通するウィークポイントで、特に純正部品の販売が終了しているテンショナーは、走行距離の多い車両の鬼門となる。爽やかなキャンディタンザナイトブルーの外装を持つこのCB750FZは、足周りをFC用に変更し、スイングアームやマフラーを交換したレストア&カスタム車。プライベーター時代を合わせて20年以上に渡ってCB-Fに触れてきた安田商会では、これからFを楽しみたいユーザー向けに、ツボを押さえた車両製作と販売を行っている。

詳細写真

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フレームやエンジンは再ペイントで仕上げられ、ケースカバーはバフ仕上げ。キャンディブルーの外装とあわせて精悍な印象を与えている。ステップはCB純正風のデザインでスポーティなポジションとなるO&T製バックステップ。

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スタビライザー付きのスイングアームはオーヴァーレーシング製で、リアショックはヨシムラKYB。ブーメランコムスターのFC用ホイールに換装することでフロントタイヤは18インチとなり、リアタイヤも幅広になるのがFZ純正との相違点。

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CB900Fなどの純正パーツのオイルクーラーを装着。社外品のような大型コアではないが、レアなステー類を含めて純正パーツ流用というのがミソ。

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メーター本体、メーターパネルもリペアされており、中古車ならではのくたびれ感とは無縁の仕上がり。トップブリッジは社外品のアルミ製として、パイプハンドルに交換されている。

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