掲載日:2013年02月21日 国立・国定公園を巡る、泊まる › 中国エリア
取材協力/財団法人 休暇村協会
園内にある小高い丘 「小坊主」 に登れば見晴らしは最高。標高1,000mで天空のお散歩を体験できる(玄関から歩いて約7分)。
備後国東城、現在の広島県庄原市東城町付近は、日本海と瀬戸内海を結ぶ連絡道の中継地点であり、東城から放射状に伸びた旧街道は「東城往来」と呼ばれていました。現在「東城街道」と呼ばれている国道314号線は、鳥取県南雲市からヤマタノオロチ伝説の地や、たたらの里として知られる横田市を抜けて東城へ至る道です。本国道の最高地点付近となる島根県仁多郡奥出雲町には、全国でも最大規模といわれる巨大な二重ループ道路「奥出雲おろちループ」があります。
多くの神話や伝説が残る比婆連山の一角をなす1239mの紅葉の美しい吾妻山。休暇村吾妻山ロッジは中国山地の山並みを見渡す1000m付近の高台に位置し、ブナやミズナラの林に囲まれています。山野草の宝庫としても有名で、カワラナデシコやマツムシソウなど120種類を超えるさまざまな山野草が季節を追って園内に咲き誇ります。森から聞こえる野鳥のさえずりや虫の鳴き声をBGMに、豊かな自然の中でゆったりとした時間の流れをお楽しみください。