掲載日:2012年11月29日 国立・国定公園を巡る、泊まる › 関東エリア
取材協力/財団法人 休暇村協会
「日本の夕日百選」のひとつ、北条海岸(館山湾・別名「鏡ヶ浦」)から望む夕暮れの富士山。
首都圏ライダーにとって、冬のツーリングスポットとして知られる房総半島。その南西部にあり、1958年に国定公園に指定されたのが南房総国定公園です。海岸線や海中景観が特色ですが、内陸部の鹿野山と清澄山が飛び地として同公園に指定されています。この地の「走り処」は、一部区間が日本の道100選に選ばれている「房総フラワーライン」。冬から春は菜の花が、夏はマリーゴールドなどの花々が美しく道を飾ります。
南房総・館山の海は、三方を陸に囲まれ波静かなところから別名、鏡ヶ浦とも呼ばれます。また、房総半島付近を黒潮が通過するため、海水温は比較的高くサンゴ礁の北限域でもあります。冬でも温暖な地域のため、四季をとおして花が咲いています。夕食は、館山周辺で水揚げされた新鮮な魚介類を使ったバイキングや、会席料理をご提供しています。また、夜8時からは天文台で星座観察を実施しています。花と海に囲まれた南房総・館山で、旬の食材と温泉をお楽しみください。