投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2013年12月04日
清津川ダム中止で生まれた道の駅
夏でも涼しい山地の休憩スポット
関越道湯沢インターチェンジから9kmのところにある三俣地区は、清津川ダムの建設に翻弄されたところです。ダム建設が持ち上がってからこの辺りは水没するため、社会基盤整備が凍結されて地区の発展は望めなくなりました。しかし2002年ダム建設が中止となったのですが、社会基盤の遅れは過疎化を生じさせるものでした。冬季のスキー客が来ることによって地区の発展をと期待するも、スキーブームが過ぎて以前のように人が来なくなりました。そのせいか国道17号線の三国峠越えのラインは交通量が少なく、夜間はまったく車は走っていません。そこで地域振興策の一つとして道の駅が設置されました。建物はこの地区にある県指定文化財の、江戸時代の脇本陣池田屋を模写して作られた木造平屋建て鉄板葺きです。東京から190kmのところにあるせいか3シーズンはバイクが多く走っているのですが、南の猿ケ京温泉から北の湯沢市街からは休憩出来るところがまったくありませんでした。この道の駅が出来たことによってツーリングがしやすくなりました。ただ11月下旬から3月中旬までは突然の降雪があるので注意をしてください。