サスペンションについて #02 コラム『カスタムの真面目な話』

『カスタムの真面目な話』

サスペンションについて #02

Column #307  掲載日:2013年09月11日

Text/Noboru NAKANISHI ( ADVANTAGE )

コラム『カスタムの真面目な話』 

前回に続いて今回は、サスペンションに求められるものについてお話いたします。

 

“ライダー” は “ドライバー” とはぜんぜん違います。感覚的に、ライダーの手を介して入ってくる情報量は膨大です。4輪の様に、足から得ている情報とは比較にならないほどの情報量に対して、手や指は瞬時に反応しています。人間の凄いところですが、手が感じ取った情報は瞬時に脳へ伝達され、その情報から違和感や恐怖感を認識し、時にはパニックブレーキやシフトダウンによるオーバーレブなどを引き起こしてしまいます。

 

そういった状況でも、パニックにならないだけの性能(絶対的安心感と安全性)を、アドバンテージでは製品に与えています。それこそコストを無視した製品開発に投資し、量産品では使用出来なかった物を惜しげもなく奢る事により、安全やハイパフォーマンスを無理なく体感できるサスペンションが完成するのです。

 

プロレーサー(人間)でも同じです。“速いイコール腕が良い” ではありません。少しくらいは身体能力に優れたライダーもおりますが、基本的には、その様な速さでも安心してライディング出来るバイクに仕上げて行く事が最も重要なのです。もし、皆さんに専門メカニックやアドバイザーがいたとしたら、バイクは間違いなく快適に、恐怖も無く安全に走ることが出来るでしょう。恐怖感を取り除く事は、一般のライダーもプロのレーシングライダーも変わりはありません。ライディングはライダーとバイクの対話です。ライダーに如何に集中してライディングをしてもらえるか、そこのギャップや溝を如何に埋めるか、それがスペシャルパーツの役目ではないかと思います。

 

既製品では難しい制約もありますが、この様なスペシャルパーツに換えることにより、少しでもバイクとお客様の距離を縮める、何より恐怖を感じさせないサスペンションが、素晴らしいサスペンションの基本中の基本です。

 

そこで導き出したアドバンテージの解答は、大前提として国内メーカー製品に拘って作り続けるという所に、“安全神話” という高いハードルを超えたサスペンション 『ADVANTAGE SHOWA』 です。その他にも国内一流メーカーとコラボレートした製品が多数存在していますが、共通して言えることは「安全は全てに優先する」という、アドバンテージ創業依頼の言葉です。

 

この様に、コストや手間といった項目は全て無視し、製品化したサスペンションが 『ADVANTAGE SHOWA』 なのです。

コラム『カスタムの真面目な話』 

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