『カスタムの真面目な話』

“Made in Japan”に拘る

掲載日:2013年08月21日 タメになるショートコラム集カスタムの真面目な話    

Text/Noboru NAKANISHI ( ADVANTAGE )

バイクは通勤や移動の手段から完全なホビーまで、乗る人によってさまざまな用途に昇華されています。そんな中でも、特に “カスタム” について、皆さんはどのようなスタンスで対峙していますか? 簡単な改造やチューニングのような意味合いもあると思いますが、よく耳にする意見としては、愛車に向き合い、「理想の方向に自分のマシンを仕上げて行きたい」「オンリーワンのマシンに仕上げたい」「他人と同じは嫌だ」など、かなり特徴的なものです。また、自分の身体的特徴にバイクを合わせたいという、細かな要望を持つライダーもいらっしゃると思います。

そんなカスタムですが、いざ自分でやってみようと思うと、「元のイメージより悪くなった」「買った部品が装着できなかった」などという話もしばしば。簡単に取り付けられるとしても、その後どうなるのか? 問題は起こらないのか? 当然、それらを精査する必要があるのです。もちろん他車種からの部品の流用なども、問題が起こりかねません。

その流れで、もし何かパーツを選ぶとしたら、是非とも日本製のボルトオンキットを選んでください。なぜ日本製かと言うと、日本のパーツメーカー自体が世界の市場で頂点クラスに有り、何より安全面が違うからです。そもそも日本におけるパーツメーカーは、車両メーカーにパーツを供給します。車両メーカーはパーツメーカーとは全く別の次元で、車両に取り付けた状態で各パーツをバイク全体として検証し、各種安全確認をし、多角的に検証します。パーツメーカーではなく車両メーカーとして、責任を負っているのです。重要なのは “安全性” に他なりません。

海外における日本メーカーの製品は、今なお羨望の的です。その根幹には “パフォーマンスが高い” と言うより “ロングライフ&セイフティ” という信頼性の高さがあります。私が代表を務める 『ADVANTAGE』 では、日本で製品造りの技術を磨き、世界レベルでノウハウを蓄積してきました。それは今後も同じです。バイク(カスタム)ライフを安全・快適に過ごす為に、製品造りは日本国内で、超一流企業とコラボレートする。それが回答だからです。

ライダーの皆様、カスタムするならパーツは “Made in Japan” に拘ってください。これがアドバンテージからのご提案です。

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