『ツーリングのつぼ』

温泉ツーリング

掲載日:2014年01月07日 タメになるショートコラム集ツーリングのつぼ    

Text/Kosuke KAWAI

明けましておめでとうございます。今年も温かい目で本稿をよろしくお願いします。そして読者様におかれましては、私と同じように大したことがなかった旧年よりも、今年こそはツーリングで良いコトがありますように祈念いたします。

さて、寒いこの季節のツーリングは温泉が恋しくなるだろう。バッグの出し入れしやすい場所に、お風呂セットを入れてツーリングするのも良い手だと思うが、温泉には各種あり、どこに行くべきか迷うこともある。

1.高級旅館のリゾート温泉

2.庶民価格の温泉旅館

3.公衆浴場

たとえをいくつか挙げたが、高級旅館には泊まったことがないのでよく分からない。玄関先の門番に「他のお客様の迷惑だから、汚いバイクは隅の方へ止めてくれ」などと言われないように、先に予約をしておくのが良いと想像される。夕食のバイキングは食べ残すことのないように、食べられるだけ皿に盛るようにしたい。

館内のどこかに卓球台があれば、それはきっと庶民クラスの旅館だろう。ホテルの検索サイトで探すと、例えば箱根でも平日で飯ナシならば、驚くことに都内のカプセルホテルと同じくらいの値段で泊まることができる。このくらいなら私でも年に1度くらいは泊まることができる。そこで泊まってみたらその日は宿泊客が私1人だったらしく、湯船は貸し切り状態だった。館内に人気は無く、床がギシギシ鳴ってかなり怖かった。外に出てもやはり人通りが無く、寂しかったので気をつけてくれ。

公衆浴場の中でも、都内のおよそ50カ所の銭湯が天然温泉である。たいてい地層の有機物のため黒色の湯になっていて、ねっとりとまとわりつくような感触があり、湯冷めをしにくいので冬場に最適だ。値段も銭湯料金(東京は450円)なので、スクーターで気軽に出かけてみてはいかがだろうか。とは言え、それで満足できるかというと、温泉が恋しくなるだけだったりするので、やはりこの時期のツーリングは、ぜひ温泉宿へ泊まりの計画をたてて欲しい。

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