『ウェア屋さんのひとりごと』

アンダーウェアを着こなして快適なライディングを!

掲載日:2013年07月04日 タメになるショートコラム集ウェア屋さんのひとりごと    

Text/Junichi FUJIMOTO ( RS TAICHI )

6月29日(土)~30(日)に筑波サーキットで開催された全日本ロードレース選手権は、心配された雨に降られることも無く、というか予報を上回る暑さで、選手やメカニックの皆さんも色々な意味で大変なレースウィークになったと思います。その暑さのせいもあるのか、パドック内ではここ数年でレーシングライダーはもとより、一般道でライディングを楽しまれる皆さんにも定着してきた、高機能アンダーウェアを着用している方を多く見かけました。最近だとカメラマンやメカニックの皆さんも愛用されています。

さて、その “高機能アンダーウェア” ですが、今でもその効果に対して “半信半疑” な方は多いでしょう。ただ、私はサーキット等の現場でも、気温の高い低いに関わらず、当社のクールライドが手放せなくなってしまいました。特に先週の様に気温の高い時期だと、少し動いただけでもユニフォームが汗でベタベタになってしまいがちですが、これを1枚身に付けているだけで、常にサラッとした快適な状態を維持できるので、着ると着ないでは大違い。それに、高機能アンダーウェアは自身の快適さだけではなく、アウターウェアを清潔に保つという2次的な効果もあるのです。

ただ、身体にピッタリフィットするタイプは、お腹周りを気にする皆さんにとって、着用を躊躇する要素のひとつだということはよく耳にします。であれば…ジャケットを脱いだ際は、普段着に使うTシャツ等をアンダーウェアの上に重ね着すれば、ピッタリシルエットは分からなくなる上、お気に入りのファッションで休憩時間を過ごすことができますね。

他にも、身頃に少し余裕を持たせた ジップタイプのインナージャケット といったアイテムもあります。好みはあるかと思いますが、基本的に “普通” なデザインなので、上からシャツを重ね着する必要も無く、ジャケットを脱いでそのまま過ごすことができます。最近では機能だけでなく、デザインの面でも多様なアンダーウェアがラインナップされる様になったので、お好みのアイテムを見つけて、夏のライディングを快適で楽しいものにしてみませんか?

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