電装品追加は消費電力を考えて コラム『バイク乗りの勘所』

『バイク乗りの勘所』

電装品追加は消費電力を考えて

Column #436  掲載日:2015年06月23日

Text/Nobuya YOSHIMURA

コラム『バイク乗りの勘所』 

減速比を変えてみる』に書いたように、愛車がバラバラのまま、シーズンが開幕した。私にとっての“シーズン”とは、ダンロップ・ツーリングステーション という名のイベントの開催期間のこと。今年は5月17日から10月18日までである。HPをご覧になればおわかりのように、愛車で会場に行くのも仕事のうちなので、5月17日の東京あきる野、24日の福井タカスサーキットの2つの会場へは、急きょ整備したセカンドバイクで駆けつけた。

 

このセカンドバイク(1981年型 ヤマハ XJ750E)は、去年の9月に知り合いから譲り受けた物。車検は来年の6月まであり、各部の程度は良好。知り合い宅から自宅まで約50kmを自走で帰ってきたときも、なんら異常はなく、心地よい走りを味わわせてくれたのだった。このため、初回のイベント直前の整備も、タイヤ(交換)とフロントブレーキ(パッド交換、他)に的を絞り、その他は始業点検なみに、各部を軽く目視点検しただけで済ませた。

 

自宅から一般道を走り、名阪国道~東名阪道~伊勢湾岸道~東名~新東名…と快調なクルージングの末、駿河湾沼津SAへ。ここでトラブルが発生した。休憩の後、エンジンを始動しようとしたところスターターモーターが回らず、押しがけで始動したのはいいが、ヘッドライト(HID化してあった)をつけようとすると点滅し、方向指示器のスイッチをオンにした途端に一瞬エンジンがストールする…と、典型的なバッテリー上がりの症状だった。

 

あとは押しがけプラス無灯火で往路の残りと復路をこなし、次のツーリングに備え、追加電装品をすべて撤去した。ひとつ外すごとにニュートラルランプの明るさが増し、スイッチをオンにしてから点灯するまでのタイムラグも短縮していった。どうやら、発電量に対して消費量が多すぎ、走行中にほとんど充電できていなかったのが、前回のバッテリー上がりの原因らしい。古いバイクへの電装品追加は、走行中に消費電力過多にならないように気をつけたい。

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