『ロードライダーフェスタ 2016』 開催!!

掲載日:2016年06月24日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/森下 光紹
取材協力/筑波サーキット

会場と同時に静かに移動を開始する参加ライダーの皆さん。無駄なカラ吹かしをする人なんていない光景が印象的でした。

梅雨空を蹴散らすバイク乗りの勢いは
今年も筑波サーキットの空を夏色に染めた

毎年ロードライダーフェスタでは空模様が気になるところですが、今回、2016年6月12日(日)の開催で実質6回目(過去、悪天候の影響で1回中止がありました)はそんな心配もご無用。来場されたライダーもみな、安心して朝のツーリングが出来たことでしょう。

開場前から入口には大勢のライダーが並び、その間も、すでにサーキットを走るバイクのエキゾーストノートが聞こえていたはずです。実は一足先に、インプレッションライダーとして誌面に登場する和歌山利宏さんが、インプレ走行を行なっていたのです。そしてそのインプレッションを、トークショーとしてその日のうちに語られました。

人気コンテンツのひとつとなった試乗会では、筑波サーキット コース1000のパドックに協賛各社によって用意された最新モデルをはじめ、国産旧車などバラエティに富む試乗車が並びました。やはり開始早々受付には長蛇の列。その流れは午後の終了まで途切れることはありませんでした。そしてイベントを進行する月岡編集長とMCガリガリ君の軽妙なトークもまた、このイベントを象徴するもの。だんだんと気温が上がってきたお昼前には昨年好評だったスイカ割りが行なわれ、その場で切り分けて来場者に振舞われました。

午前の試乗会の後、コース上ではロードライダーフェスタでお馴染みとなった『NO LIMIT JAPAN』の華麗なエクストーリームショー。何度見ても度肝を抜かれるそのマシンコントロールには驚く他ありません。さらにその後、今回初お目見えとなる『JD-STERドラッグレーサー』のデモ走行と続きます。午後の試乗会終了後には、誌面を飾った『ACサンクチュアリー』のカスタムマシンがデモランを行ない、来場者の目を楽しませていました。

会場奥の『TheグッドルッキンBike撮影会』にも大勢のライダーが順番の列を作ります。終了まで200台以上の参加者で賑わいました。このイベントに参加するライダーは、撮影や試乗やブース散策、それにゲーム参加など、なかなか忙しい1日を送ることになったのです。その模様は6月24日発売のロードライダーvol.413にもしっかり掲載されているので、是非お買い求めください。

今年はバイクが1,300台、クルマは280台、総来場者数は2,400人を上回りました。雑誌『ロードライダー』は2017年で創刊35年を迎え、来年のロードライダーフェスタはきっと、今年を上回る盛り上がりとなることでしょう。

フォトTOPICS(写真点数/34枚)

01まるで1970年代からタイムトリップしてきたような参加者も多く、いかにその時代のモデルを愛しているかが伝わってきます。

02開場前にサーキットを疾走していたのは和歌山利宏さん。実は6月24日発売のロードライダー8月号巻頭企画「ZRX1200DAEG/1200/1100」のインプレ走行をしていたのです。

03開場早々に埋まってしまったバイクのパーキングスペースは1,300台ものバイク。来場者は誘導に従い、整然と愛車を並べて混乱はありません。

04ライダーそれぞれにバイクライフあり。新旧様々なバイクが並べられたパーキングスペースを見ているだけでも、楽しいものです。

05イベント進行役は、ロードライダーの月岡編集長と、ご存知MCガリガリ君。そしてマスコットのホワイティちゃんも、ゲームを盛り上げるメンバーでした。

06協賛各社のブースは47箇所。筑波サーキット コース1000のパドックには各ブーステントが張られておおいに賑わいました。

07フードコーナーは会場手前に設置し、各出店ブースを一堂に集めることで、来場者が見て歩くのに好都合なレイアウトとなっています。

08ACサンクチュアリーが持ち込んだRCM(リアルコンプンプリートマシン)は、やはり大きな注目を集めていましたね。

09イベント開始早々から長蛇の列を作ったのは試乗会の受付です。試乗申し込みは途切れること無く、このイベントの人気コンテンツとなっていました。

10用意された試乗車は、新旧様々なロードモデルたち。スタッフに誘導されながらスタートを待ちます。先導車があるとは言うものの、サーキットを走行するのは緊張感があります。

11日本を代表するヒストリックモデルから、海外メーカーの最新モデルまで。どんなモデルを試乗してもかまいません。その時代背景や乗り味を存分に楽しむことができます。

12パドックの販売ブースでは、バイクブロスのスタッフが本日限りのお得な価格でライディングギアやグッズを販売。ここもまた人気スポットでした。

13筑波サーキットのレースクイーン「佐伯みゆ」さんとウィズミーのキャンギャル「常深史織」さんに挟まれ、本物の表彰台で記念撮影。

14会場の奥では『TheグッドルッキンBike』の撮影が行なわれました。これも開場と同時に希望者が列を作り、その人気が伺えます。

15整然と並ぶ撮影待ちの皆さんの協力なしではスムーズに進められないこの撮影会。スタッフと共に見事な連携プレーが印象的でした。

16今やビンテージバイクの仲間入りとも言える、貴重なビモータを持ち込んだライダーもいらっしゃいました。コンディションも良さそうです。

17和歌山利宏さん(写真右)にインタビューするのは、ウィズミーの代表である丸山浩さん。お互いきめ細かいバイクインプレッションが信条のライダーゆえに、熱いトークバトルでした。

18なんと、ミスターカワサキこと清原明彦さん(写真右)もトークに参加。1970年代からずっとカワサキ一筋で活躍してきたレーシングライダーのレジェンドです。

19午後のトークショーでは、カワサキで活躍する井筒仁康選手(写真右)も登場。今でも現役ライダーを貫く原動力はどこにあるのか、こちらも熱いトークが繰り広げられました。

20メインステージではゲームも盛り上がります。まずは昨年も好評だったスイカ割り大会。小さな子どもから大人まで、皆で楽しむ夏の風物詩ですね。

21こんなに小さな子でも、スイカに命中すれば美味しくいただけます。割られたスイカは周囲の人たちにも切り分けられ、夏の味を満喫しました。

22その後はスイカの早食い競争。これが見るよりも意外と大変ですが、体格では判断できない意外な人物が1位になっていました。

234人一組で競われた早食い競争。1位になると協賛各社からのプレゼントをゲットできます。参加者はみな必死でしたよ。

24ご存知ロードライダーのイメージガール、加藤ジーナちゃんは、今年で20歳になったことを発表。ゲームのアシスタントとしても活躍していました。

25スイカ割りの後は、トラッパー選手権。なかなかバランスを取って立ち続けるのは難しいのですが、なんと超人的なバランス感覚で勝負がつかない2人。これには驚きでしたね。

26試乗会午前の部が終わると、コース上ではお馴染み『NO LIMIT JAPAN』によるエクストリームショーが開催されました。

27見るたびにグレードアップされる内容にはいつも驚かされます。特にこのスペシャル仕様のオフロードバイクを使った縦回りの妙技は、このチームならではのものなのです。

28この時間になると、ほとんどの参加者がパドックからコースサイドに集まってきます。次々に披露されるエキセントリックなライディングに、その目は釘付けです。

29エクストリームショーの次は、なんとドラッグレーサーが登場しました。デモ走行したのは、『JD-STER』のプロストッククラスを走るGSX-Rレーサー。ライダーは中村圭志さんです。

30中村圭志さん(写真右)は、ドラッグレースが全日本シリーズとして行われていた当時、7回ものシリーズチャンピオンに輝いたレーシングライダーなのです。

31試乗会午後の部も終わり、コース上では『ACサンクチュアリー』のRCM(リアルコンプリートマシン)のデモ走行が行なわれました。

32リアルレーサーの走行シーンは、やはり緊張感のあるものです。ゆっくりと慣らしをすませてから徐々にペースアップ。その姿は実に美しいものでした。

33和歌山さんは『テクニカルガレージRUN』が制作したスペシャルなカタナに試乗。鋼という名前を冠されたこのマシンの完成度は非常に高いと、褒めちぎっていました。

34今年も熱く盛り上がったロードライダーフェスタ。また来年も、是非ご参加くださいね~。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索