2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦『スーパーバイクレース in 岡山』

掲載日:2014年10月03日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)

『鈴鹿8耐』後2連勝。表彰台で喜ぶ『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手。

ランキングトップの中須賀克行選手が独走優勝
津田拓也選手は転倒ノーポイントに

全日本ロードレース第7戦は岡山国際サーキット(旧TIサーキット英田)で開催。前戦オートポリスでポールトゥウィン、トータル109ポイントでランキングトップに立った『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手が、コースレコード1分28秒370でポールポジション。対するランキング2位、4ポイント差で逆転チャンピオンを狙う『MuSASHi RT ハルクプロ』の高橋巧選手は1分29秒138。コンマ768秒中須賀選手に届かず、3番グリッドからのスタート。

決勝はオープニングラップで『ヨシムラ シェルアドバンス』の津田拓也選手が、ホッブスコーナーでいきなりの転倒。この津田選手の転倒により、1位の中須賀選手と2位集団との間に約2秒の開きが。中須賀選手はこのマージンを有効に使い、独走で蓮勝。2位に入った高橋選手に7ポイント差とし、3年連続5度目のチャンピオンに近づく結果となりました。

最終戦『MFJグランプリ』は2レース制。通常の優勝25ポイントにボーナスポイント+3ポイントが与えられるため、連勝なら56ポイントが加算されます。逆転チャンピオンはランキング7位、『Team GREEN』の渡辺一樹選手まで可能。混沌とするチャンピオンシップに目が離せないレース結果となりました。

フォトTOPICS(写真点数/24枚)

012番グリッドからの好スタートとなった『ヨシムラ シェルアドバンス』の津田拓也選手だったが、オープニングラップで早くも転倒、トップ集団から脱落という結果に。

02オープニングラップから独走する中須賀選手。

032番手以降は『MuSASHi RT ハルクプロ』高橋巧選手、『TOHO Racing with MORIWAKI』山口辰也選手、柳川明選手『Team GREEN』が続く。

048番手を走行する『Team GREEN』の渡辺一樹選手。

05独走でポールトゥウィン。第6戦オートポリスに続き2連勝。完勝を果たした中須賀選手。

06(写真左から)2位高橋巧選手、1位中須賀克行選手、3位山口辰也選手。

07JGP-3クラスは『リベルト PLUSONE&ENDURANCE』の山田誓己選手がレースをリード。

08#1山田選手のアウトから被せるのは#33『Club PARIS RSC』の作本輝介選手。

09ST600クラスで優勝した『ミストレーサ with HARC-pro』の小林龍太選手。

10JGP-2クラス1分32秒003でセカンドグリッドを獲得した『Will-Raise Racing RS-ITOH』の井筒仁康選手。

11JGP-2クラスランキングトップの『MORIWAKI RACING』高橋裕紀選手を見事抑えて優勝した『テルル&Y!KoharaRT』渡辺一馬選手。

12『SYNCEDGE 4413 GAL』大塚郁実さん。

13「今シーズンいちばん調子がいい」と、予選で1分28秒370のレコードタイムをマークした中須賀選手の記者会見。

14「最終戦に入る前のここ(岡山国際サーキット)は大切なレースだと思います」と臨んだ予選だったが、セッティングが詰め切れずに1分29秒138で3番手という結果の高橋選手。

15アトウッドカーブを立ち上がる津田選手。

16パイパーコーナーを旋回する高橋選手。

17ホッブスコーナーに進入する柳川選手。

18ホッブスコーナーを旋回する中須賀選手。

191分36秒558でJGP-3クラスのポールポジションを獲得した作本選手。

201分33秒005でST600クラスのポールポジションを獲得した小林選手。

211分31秒266というコースレコードでJGP-2クラスのポールポジションを獲得した渡辺選手。

22パイパーコーナーに進入する『NTSチームノリックヤマハ』の野佐根航汰選手。

23「次戦MFJグランプリで現役を引退します」と、20年間の全日本ロードレース参戦に終止符を打った亀谷長純選手。

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