2014 鈴鹿8時間耐久ロードレース 『第2回公開合同テスト』

掲載日:2014年07月11日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)

トップタイム2分09秒599をマークした『F.C.C.TSR Honda』の秋吉耕祐選手。

秋吉耕祐選手が2分07秒977でトップタイムをマーク
シュワンツ、エガーター、ルブランなど海外選手も参戦 

第1回に引き続き『第2回公開合同テスト』が7月2日、3日に開催されました。鈴鹿8耐の準備として位置づけられるこのテスト走行では、各メーカーが本番さながらの力の入れようで好タイムを連発。なかでも、昨年は優勝候補でありながらケガで戦線を離脱、無念の涙を飲んだ『F.C.C.TSR Honda』秋吉耕祐選手が、この合同テストではいきなりの7秒台、2分07秒977をマークしました。他のチームが6セッションをかけてもこの記録を上回ることができず、結局最速タイムに。以下、合同テストの総合結果です。

1.『F.C.C.TSR Honda』 2分09秒977
2.『MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP』 2分08秒599
3.『MuSASHi RT HARC-PRO』 2分08秒677
4.『TOHO Racing with MORIWAKI』 2分09秒140
5.『YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE』 2分09秒359
6.『Legend of YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE』 2分09秒603
7.『Team GREEN』 2分09秒722
8.『Team KAGAYAMA Verity』 2分10秒242
9.『Honda Suzuka Racing Team』 2分10秒370
10.『CONFIA Flex Motorrad39』 2分10秒577

本番直前、最終となる『第3回公開合同テスト』は7月8~10日に行われます。

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

01夜間走行を想定してライトオンで走行する秋吉耕祐選手。

02スプーンカーブでクリッピングポイント(※旋回中に最もインに寄る地点)につく『TOHO Racing with MORIWAKI』の山口辰也選手。

03ルマン24時間、ボルドール24時間など世界耐久で優勝経験のある『EVA RT TEST TYPE-01 Synergy Force TRICK STAR』のグレゴリー=ルブラン選手。

04ヘアピンを旋回する『Legend of YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE』の青木宣篤選手。

05ヘアピンをクリアする『Legend of YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE』のケビン=シュワンツ選手。YOSHIMURAは2チーム体制で、Legendチーム(シュワンツ選手含む)がゼッケン12、レギュラーチームがゼッケン34です。

06ケビン=シュワンツ選手の長身を生かしたリーンアウト気味のライディングフォーム、オールドファンには懐かしく、たまらないシーンです。

07“フライング・テキサン”(※テキサス州出身のため)や“ブレーキング・マジシャン”の異名をもつケビン=シュワンツ選手。リアに荷重を振る独自のセッティングとライディングは、90年前後のGPを席巻しました。

08デグナーカーブを立ち上がる『MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP』のジョシュ=ブルックス選手(YOSHIMURAチームのジョシュ=ウォーターズ選手と区別することがポイントです)。

09加速するジョシュ=ブルックス選手(※ヤマハは中須賀選手が加わる『MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP』がゼッケン07で、『MONSTER ENERGY YAMAHA』が“0”の無い7になります)。

10ヘアピンを旋回するジョシュ=ブルックス選手。

11スプーンカーブを立ち上がるジョシュ=ブルックス選手。

12スプーンカーブを立ち上がる『Team KAGAYAMA』の芳賀紀行選手。鈴鹿サーキットが描かれたスペシャルカラーのヘルメットに注目です。

13ヘアピンを立ち上がる『Team KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。

14『Team KAGAYAMA』の3人目のライダーは、GPライダー(※Moto2)のドミニク=エガーター選手です。

15降雨の中ピットアウトする加賀山就臣選手。

162コーナーを立ち上がる『Team GREEN』の渡辺一樹選手。

17ウェットコンディションの路面にスリップダウン(※旋回中にタイヤのグリップを失って転倒すること)が続出。

18加速する『Team GREEN』藤原克昭選手。

19ヘッドライトを点灯して走行する藤原克昭選手。

20夜間走行をするグレゴリー=ルブラン 選手。クリアシールド越しに見える表情に注目です。

212013年8耐覇者『MuSASHi RT HARC-PRO』の高橋巧選手。

22『Team KAGAYAMA』に加わって8耐に参戦するGPライダー、ドミニク=エガーター選手。

23ピットアウトする秋吉耕祐選手。

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