ニューモデル速報 カワサキ Z 250

掲載日:2013年03月22日 フォトTOPICS    

取材・文/佐川 健太郎  写真/MOTOCOM  取材協力/カワサキモータースジャパン

カワサキ 2013ニューモデル Z250。カラーリングはフラットエポニー(左)とパールスターダストホワイト(右)の2色を用意。

Ninja250をベースとした
本格派ストリートファイターが登場

「New FUNdamental Conceptシリーズ」として国内市場に新規投入された、399cc 並列2気筒エンジンを搭載したスポーツモデルのうち、2013年4月23日(火)に発売開始となった 『CBR400R』 と、5月23日(木)にデビューする 『CB400F』 のメディア向け試乗会が、5月14日(火)に山梨県の河口湖周辺で行われました。

カワサキから“Z”兄弟の末弟となるニューモデル『Z250』がデビューします。Z250は、先に発売された新型『Ninja250』がベースのストリートファイターで、輸出モデルの『Z1000』や『Z800』譲りのアグレッシブな外観と上質な作り、ハイパフォーマンスが魅力のモデルです。

搭載される水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンはニンジャ250と共通で、クラス最強レベルの31ps/11,000rpmを発揮。デュアルスロットルバルブにより、あらゆる回転域でリニアなレスポンスを実現しつつ、低中速域のトルクフルな走りと高速回転域でのパワフルな上昇感を両立しています。バランサーやラバーマウントを採用することで不要な振動を抑えているのも特徴です。

剛性バランスと耐久性を兼ね備えた高張力鋼によるダイヤモンドフレームに、インナーチューブ径φ37mm正立フォークとユニ・トラック式リアサスペンションを組み合わせるシャーシをはじめ、ペタルタイプのブレーキディスクや迫力の140mmサイズのリアタイヤが収まる10本スポークホイールなど、ハイスペックな足回りもニンジャ250と共通となっています。その上で、ストリートファイターらしい“味付け”を出すためにステム周りも新設計となり、キャスター角を1度起こしてハンドリングをクイックに、前後サスペンションのセッティングは市街地走行での扱いやすさを考慮し、若干ソフトな方向性となっているようです。

ひと目でZファミリーと分かるデザインは、外装がフルカウルから軽快なビキニカウルになり、フロントマスクもZ800と共通イメージに。ハンドルもワイドなバータイプとしたことで、アグレッシブで自由度の高いライディングポジションとなっています。新作のメーター周りにも、ニンジャ250同様マルチファンクションLCDスクリーンをセットするなど、クラスを超えたグレード感の高さもポイント。発売開始は2013年4月15日。価格は48万8,000円と、ニンジャ250より5万円安い価格設定も魅力ですね。

ところで実際の走りはどうなのか? その印象については 試乗インプレッション をご覧ください。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01カワサキ 2013ニューモデル Z250(パールスターダストホワイト)

02カワサキ 2013ニューモデル Z250(パールスターダストホワイト)

03カワサキ 2013ニューモデル Z250(パールスターダストホワイト)

04カワサキ 2013ニューモデル Z250(パールスターダストホワイト)

05ニンジャ250と共通の水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンは、クラス最強レベルの31ps/11,000rpmを発揮。エンジンはバランサーやラバーマウントを採用することで不要な振動を抑えるとともに、熱気を下方へと逃がすラジエターファンカバーを搭載。

06前後ブレーキには放熱性に優れ、高い制動力とコントロール性を実現するペタルタイプのシングルディスクと2ポットキャリパーを装備。 ホイールはZX-14Rイメージのスポーティな10本スポークタイプ。

07精悍なヘッドライトカウルやシャープなラインのシュラウドがストファイらしさを演出。ヘッドライトレンズはZ800と共通パーツを使用するなどグレード感も高い。

08ステンレスパーツを多用した多角断面のショートサイレンサーもニンジャ250と共通。

09足つき性に配慮しスリムに絞り込まれたシート形状は、アップライトなハンドル位置と合わせて快適なライディングポジションを実現。

10リアシート下にはヘルメットホルダーや2段式収納スペースを確保し、日常の使い勝手も向上させている。

11アナログ式タコメーターとマルチファンクションLCDスクリーンを組み合わせたメーター周り。パネルはニンジャとは異なるデザインで差別化している。

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