最新モデル速報 Kawasaki ZX-14R (ZZR1400)

掲載日:2011年10月20日 フォトTOPICS    

取材・文・写真/山下 剛  取材協力/川崎重工株式会社

全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

ニッポンを代表するスーパーフラッグシップ
公道最速伝説をアップデート!

1984年にデビュー、世界的な大ヒットモデルとなった GPZ900R Ninja の最新モデルが発表された。2006年に登場した ZX-14R を全面的にブラッシュアップし、大幅なモデルチェンジとなったのだ。その名こそ同じだが、水冷並列4気筒エンジンは 1,352cc から 1,441cc へと拡大され、より極太トルクを発生する。シャシーやサスペンションも見直され、まったく新しいモデルといっても過言ではないだろう。今回、プレス向けに行われた撮影会でのショットともにそのディテールに迫る。なお、試乗は行われなかったため、試乗インプレッションは別の機会に譲りたい。

フォトTOPICS(写真点数/30枚)

01全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

02全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

03全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

04全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

05全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

06全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

07全体的なイメージは前モデルを踏襲しているが、すべての面において刷新されている。ストレートな線で押し出しの強いイメージとなり、フラッシュサーフェス化もさらに推進され、高いエアロダイナミクスを実現している。全長2,170mm、全幅770mm、全高1,170mm、ホイールベース1,480mm、車重265kg(ABS装備車は268kg)。タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17、リア 190/50ZR17。

08ロービーム、ハイビーム、ポジションランプが左右それぞれ独立した6灯式ヘッドライトはそのままだが、ヘッドライトカバーが追加されたため、顔つきのイメージは一新されている。

09スリムな形状の燃料タンク容量は22リットル。タンク上部は高速域で上体を伏せたときにヘルメットの顎部が当たらないよう凹みがつけられている。タンクキャップはアルミ削り出しで高い質感を演出。タンクパッドは標準装備。

10サイドカウルに燦然と輝く「Ninja」の称号。カワサキの伝統がしっかりと息づいている。

11テールランプはLEDを採用。左右のフラッシャーはバルブ式。

12オプションでABSが用意されるブレーキシステム。テストライダーや一般ライダーからのフィードバックが生かされ、ECUプログラムが改善され、石畳や悪路での作動性が向上しているという。ニッシン製ラジアルマウント対向4ポッドキャリパーを装備。310mm径ペータルディスクはフローティングマウントだ。

13リアブレーキは250mm径ペータルディスクに対向2ポッドキャリパーをセット。10本スポークを持つアルミキャストホイールは前後で1.39kgもの軽量化(前360g、後1030g)を達成したそうだ。

14ドライブチェーンのサイズは530。トルク増加に伴い、ドリブンスプロケットは41Tから42Tへ変更され、加速性能を高めた。この二次減速比変更とともにスイングアームは10mm延長されている。

1584mmのボア径はそのままにストロークが4mm延長されて65mmとなり、総排気量は1,441ccにアップされた水冷並列4気筒エンジン。全域において大幅にトルクが増大し、とくに2,000rpmで9.5kgf/mを発生するため扱いやすさも向上した。最高出力は200ps/10,000rpmでラムエア時には210psとなる。最大トルクは162.5Nm/7,500rpm。シリンダーヘッドは鋳造から切削へと製法に変更を受けている他、圧縮比変更、吸排気ポートやバルブ、カムチェーンやピストンなどの改良とエンジン各部は全面的に刷新されている。また、クラッチにはNinjaシリーズ初となるバックトルクリミッター(スリッパー機構)を備える。

16リアサスペンションのボトムリンクユニトラックはセッティング変更を受け、エンジンの高出力化に合わせてやや硬めのスプリングが組み合わされた。圧側伸側ダンパーは無段階調整、プリロードはフルアジャスタブル。

17リアサスのダンパー調整はフレームに設けられた穴から行う。

18フロントフォークはインナーチューブ径43mmの倒立フォーク。圧側18段、伸側15段、プリロードはフルアジャスタブル。リア同様、エンジン高出力化に合わせてフロントのスプリングもやや硬めのものがセットされる。これにより高速走行時においてもスポーティな特性を得ているという。

19左右2本出しとなるサイレンサーの容量はアップしているが、形状を五角形にすることで必要にして十分なバンク角を確保。

20速度計と回転計はアナログ式を採用。白色バックライトを持つ中央のマルチファンクションディスプレイには、ギアポジション、オドメーター、トリップメーター、時計などを表示。その他、瞬間/平均燃費、航続可能距離、電圧、外気温などを表示する。また、KTRC(トラクションコントロール)やパワーモードの選択もこのパネルで行う。ユニークなのは、ライダーが低燃費走行をすると、エコノミカルライディングインジケーターが表示される機能だ。

21左スイッチボックスにはウィンカーやライトの操作スイッチの他、KTRCやパワーモードの選択に使用するセレクトスイッチが設けられる。各スイッチは確かなクリック感があり、操作しやすい。

22右スイッチボックスはセルスターターとキルスイッチのみとシンプル。

23ブレーキ、クラッチともにレバーには5段階の調整機構を備える。

24シート形状も大きく変更を受け、足つき性と快適性が向上されている。シート高は800mmだ。

25シート下にはECUなどの電装部品やリアブレーキリザーバータンク、車載工具などが設置される。なお、排気量が拡大されたにもかかわらず、ECUの改良によって前モデルと比較して燃費は約8%も向上している。

26ステップはやや低めの位置にセットされ、ライディング時のヒザの曲がりを緩やかに設定。長距離巡航時の疲労を軽減する。

27シート後端にセットされるグラブバーは、パッセンジャーにとって使いやすく、掴みやすい形状と位置。バーには荷掛けフックを備える。

28格納式荷掛フックは健在。フロントシート後端部にあり、シートバッグなどの積載に威力を発揮する。

29センタースタンド使用時に頼もしいバーは、アルミ製で質感も高い。もちろん使い勝手は良好だ。

30センタースタンドは標準装備。260kg超の車体だが、スタンド形状や位置のバランスの妙によりさほど重さを感じることなく、スタンドをかけられる。

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