最新モデル試乗速報 PGO G-MAX220

掲載日:2010年08月24日 フォトTOPICS    

取材・文・撮影/ バイクブロス×マガジンズ 編集部 ナベ  取材協力/ナーベルフォース

まるでスーパースポーツのようなスラントノーズと、シャープなデザインの2灯式ヘッドライトが特徴のフロントマスク。ガーニッシュはカーボン調の素材を採用。

シャープな走りこそが最大の特徴
PGO最大排気量モデルG-MAX220

X-HOT150EFIに引き続き、今回もPGOのスポーツスクーター「G-MAX220」をご紹介しよう。前回ご報告した通り、X-HOT150EFIはレスポンスに優れるエンジンとシャープなハンドリングが特徴のホットモデルだった。一方、同社のラインナップのなかでG-MAX220は最大排気量モデルであり、もう少し落ち着いた路線を担う存在、いわばフラッグシップモデルとすることができる。X-HOT150EFIの楽しい走りに感銘を受けたものの、メーカーの実力が端的に表現されているのはやはり最上位機種だ。G-MAX220の走りや使い勝手をじっくりと検証することによって、PGOというメーカーの実力も浮き彫りになるに違いない。果して、スポーティな製品を得意とするアジアンメーカーのフラッグシップモデルはいかなる乗り心地なのか…。

今週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はG-MAX220のディティールをフォトトピックスでお届けしよう。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01大型で被視認性に優れるテールランプユニット。ウインカーにはクリアレンズを採用。グラブバーは重厚な金属製で表面にはへアライン加工が施される。

02フレームに見えるのは外装パーツの一部。車体は強固なアンダーボーンフレームによって構成される。中央に見えるリアサスペンションは複雑なリンク式だ。

03比較的シンプルなメーターユニット。キャッチーな機能を盛り込んでいないのは、スクーターの本質である「走り」に対する自信の表れか。

04給油口は高級感溢れるエアプレーンタイプ。リアサスペンション機構に追いやられた燃料タンクがこの位置にあるため、足元の自由度は少ない。

05シート下トランクは深さを優先した設計。ヘルメット1個を収納すると余裕はあまりなさそうだ。形状自体はシンプルで使い勝手も悪くない。

06格納式のタンデムステップ。アルミ合金製でしっかりとしており、後席のライダーにとっては有り難い装備だと言えよう。グリップも悪くないが質感はいまひとつか。

07リンク式のサスペンションによって懸架されるエンジンおよび駆動系。バネ下がドタバタ動くのはスクーターの宿命だが、G-MAX220はロードホールディングに優れる。

08アンダーカウルのなかに見えるのは大容量のオイルクーラー。これにより渋滞に巻き込まれても油温は安定。年々暑くなる日本の夏にも余裕をもって対応する。

09カーボン調の樹脂パーツでカバーされたマフラー。消音は効いているが比較的乾いた排気音を奏で、やはりスポーティなモデルであることを主張してくる。

10PGOらしい真紅のキャリパーと大径ウェーブディスクをフロントに装備。スクーターとしてはフォークの剛性も異例に高い。スポーティな走りを支える要だ。

11強固なアルミ製スイングアームにマウントされたリアブレーキシステム。ディスクの径からもPGOがリアブレーキを重視していることは明白だ。好ましい設定と言える。

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