バイクガレージY’s ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)

掲載日:2018年06月03日 プロが造るカスタム    

取材協力/バイクガレージY's(TEL 0852-29-0221)

記事提供/ロードライダー編集部

この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです

バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像
BIKE GARAGE Y’s ZRX1200R(KAWASAKI ZRX1200R)

チューンドZRXの問題点を
ワンオフ補強で解消

チューニング、とくにエンジン出力が上がってくると高速域で振れが出る。これはZRXオーナーの間では広く知られた事実だ。バイクガレージY’sによるこの車両も、そのような経緯を経て同店に持ち込まれたものだという。

「オーナーさん自らバルブ研磨やポート研磨などのヘッドチューニングを施し、キャブレターもTMR-MJNφ38mmに変更しているんですが、その結果、この車両も高速域での振れに悩まされていたんですね。そこでフレーム補強ということになりました」(同店代表・福島さん)

バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像

ベースは2007年式の1200R

ディメンションの適正化で解消できる、という意見もあるが、この車両でサスペンションは前後オーリンズ、ステムもウイリー削り出し品、スイングアームもオーヴァー製等の仕様で車体姿勢も適正化されており、それは考えにくい。フレーム補強という同店の判断は、そういった意味でも正しかった。

「ダウンチューブはクロモリ鋼を曲げて左側のダウンチューブと連結できるように角パイプも追加しました。フレーム補強は5カ所でピボット上、シートレール前部、リアサスマウント部については純正フレームにはない横方向の補強(丸パイプ)を3本入れています」(福島さん)

結果、サーキット走行も楽しめる車両に仕上がったとのこと。クロモリ鋼の右側ダウンチューブはブラック塗装され、パッと見では非純正とはわからないが、製作は、かなり大変だったようだ。なにしろ緻密な作り込みで知られる福島さんが「予備でもう1本作りましたけど、もう2度とやりたくないです」と言うくらいなのだから。

詳細写真

バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像

メーターは純正フルスケールでスイッチはOW01タイプ、ヘッドライトもマルチリフレクタータイプに変更されている。ステムはウイリー製に変更。

バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像
バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像

排気量はスタンダードだが、バルブ研磨やポート研磨などのヘッドチューンを実施、さらにTMR-MJNφ38mm+ワイバン・チタン手曲げフルエキゾーストの吸排気系チューンを行ったエンジン。冷却系もアクティブラウンドラジエーター&オイルクーラーで強化されている。点火系にはウオタニSP-IIも装着。フレームは合計5カ所の補強+本文のようなワンオフダウンチューブで強化されている。

バイクガレージY's ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)のカスタム画像

3.50-17/[5.50]6.00-17ホイールはMAGTAN JB-4。フロントブレーキはブレンボキャスト4Pキャリパー+同ラジアルマスター+サンスターφ320mmディスクで強化。

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