モータースポーツショップWITH CB1100R(ホンダ CB1100R) プロが造るカスタム

モータースポーツショップWITH CB1100R(ホンダ CB1100R)

掲載日:2018年02月18日 プロが造るカスタム    

取材協力/モータースポーツショップWITH

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです

モータースポーツショップWITH CB1100R(ホンダ CB1100R)のカスタム画像
WITH CB1100R(HONDA CB1100R)

スタンダードの素性を活かした
改善策を施す

ホンダ製空冷並列4気筒の最高峰、1981~1983年CB1100R。随所に専用設計パーツを使った少量生産車だったため、良好なコンディションを維持するのが難しくなってきた。

「その専用設計品がCB-Rの維持には大事でしょう。このRCの製作時には、補修用にRDの中古エンジンとカウルがたまたま入手でき、作業を始めた5年前には、まだ純正部品在庫がありましたが、今は難しい。その意味で、ウチにとって理想のCB1100Rが作れるギリギリのタイミングだった」と、WITH(ウィズ)の江曽さん。

同店が手がける1970~1980年代車カスタムで興味深いのは、多くの部分に改良を加えながらも、全体のシルエットがスタンダード然としていること。この車両でもそうだ。

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「ウチが作る車両はスタンダードの素性を活かしながら、ストリートを快適に走れることが前提。その視点だと車体姿勢やフレームに大幅な手を加える必要はないですし、タイヤサイズは当時のスタンダードと外径が同じ前後18かF19/R18インチが最適と思います」(同)

とは言え、WITHでは決して当時風に執着しているわけではない。この車両に採用されたブレンボラジアルマスター/キャリパーやオーリンズ前後サスペンション、JBマグタンホイール、OVERアルミスイングアームなどは、同店カスタムでの定番だし、フルO/Hされたエンジンには、各部のクリアランスやポート形状に現代的な思想が投入されているのだ。

「どこまで現代的なパーツと思想を入れるかは、最終的にオーナーさんの希望によりますが、CB1100Rならではの魅力を安全かつ快適に楽しめるという点で、この車両はいい仕上がりだと思います。この構成ならこれから年月が経っても、古さを感じることはないと思いますよ」

詳細写真

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メーターステーもRD用に変更。ステムはジェイズで、ハンドルバーはZETA。デジタル式油温/電圧計はヨシムラを選択。

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インナーチューブの表面にセッティング時のデータが残っているφ[39→]43mm正立フォークは、オーリンズのゼファー1100用。ブレーキホースはグッドリッジで、3ウェイジョイントは純正。

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RD用に換装されたエンジンは、ワイセコφ72mmピストンで1062→1,123ccに拡大。ARMでバランス修正されたクランクには、WPC&ラッピング加工が施される。カム/プライマリーチェーンやミッションベアリング、スタータークラッチはジェイズ、新品ハウジング内に収まるクラッチ板はFCC。CBではエンジン完成後にフレームに積むため塗装後フレームに積むのも大変だった、と。

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2.50-18/3.00-18→3.00-18/4.50-18のホイールはJB1。ブレーキディスクはフロント:サンスター/リア:JB。

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スイングアームはOVERによるワンオフ。ステップはノーブレストで、リアショックはオーリンズ。

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