アメリカンドリーム Z1(カワサキ Z1)

掲載日:2017年08月14日 プロが造るカスタム    

取材協力/アメリカンドリーム

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです

アメリカンドリーム Z1(カワサキ Z1)のカスタム画像
AMERICAN DREAM Z1(KAWASAKI Z1)

街乗り~ツーリングの性能を
磨いた質感重視のショップ改

ショップデモ車というと、とにかく尖った仕様になりがちだが、このアメリカンドリーム製Z1は、ぐっとフレンドリーな内容。各部パーツはかなりハイグレードではあるものの、基本的には街乗り~ツーリングをメインコンセプトとしているのだ。

「街乗りですいすい乗れて、ツーリングでも疲れない、現代のネイキッドみたいな感じで乗れるZ1を目指しました。定番だけど定番だけで終わらない上質さもしっかりある、そんなデモ車に仕上がったと思います」そう語る同店代表・松田さん。

普段着感覚で乗れて、しかも飽きが来ないとなると、やはり見た目や操作系の質感なども重要になってくる。この車両では、そのあたりもしっかりと作り込まれているというわけだ。もちろん足まわりやキャブなどの各種セッティングも完璧。この違いはやはり乗ってみないと分からない部分かもしれない。

アメリカンドリーム Z1(カワサキ Z1)のカスタム画像

改めて車体細部を見ると、オーリンズサスペンションやPMC製ステム、マグタンホイールにウイリースイングアームと、確かに磨かれた定番が使われる。それらをきちんと使いこなすことで、装着例や、実装後のセットアップなど、ユーザーに向けた提案にも信頼感が深まる。そのあたりは長年ユーザーの声を耳にしながら作業を続けてきた同店ならではだ。

外観もタイガーパターンを採り入れながら、深い青をベース色とし、ストライプにグラデーションを使うアレンジを施して、ハード系カスタムに合った仕立てで、これも純正色塗装を多数手がけてきた経験が生んだバランスだ。2015年秋の移転後はより作業しやすい環境となり、このデモ車もより参考にしやすくなっているので、ぜひ1度見てほしい。

アメリカンドリーム Z1の詳細写真は次のページにて

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