カワサキSHOPプレジャー ニンジャZX-14R(カワサキ ニンジャZX-14R)

掲載日:2017年02月27日 プロが造るカスタム    

取材協力/カワサキSHOPプレジャー

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2015』に掲載された内容を再編集したものです

カワサキSHOPプレジャー ニンジャZX-14R(カワサキ ニンジャZX-14R)のカスタム画像
PLEASURE Ninja ZX-14R(KAWASAKI Ninja ZX-14R)

ありそうでない純正レッドを
想定したスペシャルカラー

バイク選びにおいて、カラーリングは重要な要素。好みのカラーだから買ったというのはよく聞かれるし、逆に好みのカラーがなくて購入を見送るというケースも意外に多い。だがプレジャーでは、それをあっさりと解決する手法を提供した。

「このZX-14Rのオーナーさんは、赤が好きなんです。でも買おうとしていた2014年型の14Rには赤がない。ライムとエボニー以外で近い色としてオレンジ(キャンディバーントオレンジ×メタリックスパークブラック)があるだけでした。赤が出るのを待つという方法も考えられはしましたが、2015年以降に確実に赤が出る保証はありませんし、実際にエボニーとライム系しか出ませんでした。そこでオーナーさんと相談して、オールペイントすることにしました」プレジャー店長の生駒久喜さんは言う。

カワサキSHOPプレジャー ニンジャZX-14R(カワサキ ニンジャZX-14R)のカスタム画像

ペイントで1番の違いはシート前のタンクカバー色(黒→赤×黒)

確かにペイントは、1番ストレートな手法ではある。ただ同店の場合、ペイントと言ってもただ塗るだけでは済まない点に特徴がある。

「純正パターンをそのまま塗ってしまうと、いずれ赤が出た場合、埋もれてしまうことも考えられます。ですからベースのオレンジとブラックを一部残した上でキャンディレッドでデザインし、スペシャル感も演出。一見ノーマルカラー風ですがほかにないですし、飽きの来ないようにオーナーさんとは何度も打ち合わせして色もデザインも決めました」

はっきりとした色変更の上にアクセントを加えるなど、細部を見ればスペシャル感はより高まる。当然塗装に段差がなく、純正塗色にさえ見えるのはペイント担当の生駒好拡チーフの手腕。

「気軽にわがままを言ってください」

と言うように、その手法は自在。求めるカラーがなければ作る。これもカスタムの正しいあり方だ。

カワサキSHOPプレジャー ニンジャZX-14Rの詳細写真は次のページにて

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