アートテック・ノア・ラバーズ CB750F(ホンダ CB750F)

掲載日:2016年03月23日 プロが造るカスタム    

取材協力/アートテック・ノア・ラバーズ

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

アートテック・ノア・ラバーズ CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像
ARTTECH NOAH LOVERS CB750F(HONDA CB750F)

街乗りからサーキットまで
高回転多用でフルに楽しむ

YZF-R1とこのCB-Fを所有するオーナーが、アートテックノアラバーズで街乗り~サーキットランまで対応すべくモディファイしたという1台。足まわりはハヤブサのフル移植となっているのだが、よくある加工装着しただけのカスタムと違い、ディメンション、前後車高バランスなど、きっちりと実走で詰められた仕様となっている。

「ベースは750Fですが、あえてノーマルボア&排気量のまま完調に仕上げてもらって、SPA直入ほかサーキットで高回転域を多用して走るという特性を楽しんでいます。ナナハンというエンジンもストリートではなかなか回さないですけど、サーキットでは回して使いますし、そうやって使えば空冷もまた面白いんです」とオーナー。

アートテック・ノア・ラバーズ CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

フロント車高はフロントフォークに延長キットを追加することで補い、リア側はアッパーマウントのレイダウンに合わせてスイングアーム側のサス受け位置を設定し直すことで、理想的なレイアウトを実現。ハンドル、ステップ、シートといったポジションまわりは、スーパースポーツモデルとほぼ同一に設定してあるとのことで、シャシーまわりに関しては、ほぼ現代のスポーツ車と同じと考えていいだろう。フレームも計13カ所に補強を追加しているが、そのおかげでブレーキング時のヨレやおじぎもなく、安心して乗れる(以前乗っていたCB-Fではそれが出て怖かった)とオーナー。

前述の車勢調整で相対的にエンジンを上げるなど対策はしているけれど、バンク角がもう少し稼げればCBはもっと走れますよ、ともオーナー。まわりに空冷オーナーも多くいるため結構CBに乗る機会は多いようで、次のステップも楽しみだ。

アートテック・ノア・ラバーズ CB750Fの詳細写真は次のページにて

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