しゃぼん玉 一宮店 XJR1300(ヤマハ XJR1300)

掲載日:2016年02月19日 プロが造るカスタム    

取材協力/しゃぼん玉 一宮店

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

しゃぼん玉 一宮店 XJR1300(ヤマハ XJR1300)のカスタム画像
SHABON-DAMA XJR1300(YAMAHA XJR1300)

入手から15年を経た現在も
機能性重視の改善作業は進行中

しゃぼん玉一宮店のモットーは、“長く、太く、1台を楽しんでもらおう”。この1998年型XJR1300とオーナーは、まさにそのモットーを具現化した存在と言えそうだ。

「初来店は新車でXJRを購入してすぐでしたから、オーナーさんと僕との付き合いはもう15年近くになります。段階的にチューニングを進めて来て、現状ではエンジンとフレーム以外のほとんどすべてに手が入りましたが、そのカスタムは、まだまだ終わらないようですね」

と、同店の店長を務める滝川さんはこともなげに言うものの、1台を15年も乗り続け、今後もカスタムを楽しもうと考えている人は、決して多くはない。

「オーナーさんは非常に研究熱心で、どんなパーツも付けて満足するのではなく、自分なりに改良を加えたり、他メーカー製に変更したりして、常によりよい状態を目指してるんです。実際、吸排気系や前後ショックはこれまでに何度も仕様変更を重ねているし、エンジンは2基目ですから。15年も乗り続けられた一番の理由は、オーナーさんの前向きな姿勢でしょう」(滝川さん)

しゃぼん玉 一宮店 XJR1300(ヤマハ XJR1300)のカスタム画像

このオーナーはサーキットも頻繁に走行するので、カスタムはあくまでも機能性重視。もちろん、そんなオーナーを満足させるためには、いじり手側にも豊富な知識と技量が必要となるのは、自明だ。

「だからウチも常に勉強です(笑)。面白そうな新製品が登場したら、すぐに入手して性能を調べるし、場合によってはパーツメーカーにワンオフ製作を依頼することもある。改めて考えるとオーナーさんとXJRは、ウチが成長する上での促進剤になっているのかもしれませんね」(同)

SHABON-DAMA XJR1300(YAMAHA XJR1300)の詳細は次ページにて

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