ACサンクチュアリー CB750F(ホンダ CB750F)

掲載日:2015年11月27日 プロが造るカスタム    

取材協力/ACサンクチュアリー

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

ACサンクチュアリー CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像
AC SANCTUARY CB750F(HONDA CB750F)

通常カスタムからRCMへ
劇的進化を遂げた750F

愛知県在住のオーナーが以前から同店に作業を依頼してきたというCB750F改。それをさらに進化させ、同店のコンプリートマシン「RCM」として仕立て直したのが、今回紹介するこの車両だ。足まわり変更にともなう加工が多いことから、思い切ってRCM化に踏み切ったということだが、カラー、フォルムともにイメージはまさにCB-Fそのもの。この点にまず感心してしまう。

「当初はZRX系の流用足まわりを組んでいたんですが、足まわりのリメイクをする場合、社外のリアアームや6インチ幅のリヤホイールを入れると、フレーム側の加工も必要になってくるんですね。作業の内容を考えるとRCMという形で、きっちり作り直した方が絶対にいいと思い、オーナーさんに提案させてもらいました。結果的にエンジンの不具合もすべてリセットできましたし、正解だったと思います。オーナーさんにも大変喜んでもらえました」

ACサンクチュアリー CB750F(ホンダ CB750F)のカスタム画像

そう語るのは、車両を担当した同店店長・星さん。純正排気量のまま組み直してあったというエンジンは、同店が全バラ&フルチェックしてみたところ、クランクに曲がりがあることが判明。新品クランクを取って組み直し、さらにピストンも0.5mmオーバーのJE製を組むことで耐久性アップを図ったという。合わせ面の歪みを取るための最小面研、さび防止のためのシリンダースタッドめっき加工など、同店ならではの配慮、高精度の「組み」もあり、現在のコンディションは快調そのもの。

「カラーは元々白/青・赤ラインのFC純正カラーだったのを、今回濃紺/グレー・赤ラインにアレンジし直しました。ウインカーを小型化してもフロントの印象は、あくまでもF。ここが大事なんですよ(笑)」(同)

AC SANCTUARY CB750F(HONDA CB750F)の詳細は次ページにて

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