ストライカーシステム ヨコハマ ZX-12R(カワサキ ZX-12R)

掲載日:2015年09月18日 プロが造るカスタム    

取材協力/ストライカーシステム ヨコハマ

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

STRIKER SYSTEM YOKOHAMA ZX-12R(KAWASAKI ZX-12R)

かつての旗艦に込められた
意思を継承して楽しむ

商業的に大成功したモデルとは言い難いけれど、2006年型での生産終了から8年が経過した現在でも、熱心なファンが存在するZX-12R。この車両のオーナー亀谷さんもそんなひとりで、現在の愛車は数年前に入手した2台目のA1。亀谷さんがストライカーに出入りするようになったきっかけは、オーナーズクラブを通して同店の店長・鈴木さんと知り合ったからで、以後は鈴木さんと相談を重ねつつ、各部のバージョンアップを行っている。

「今となっては古臭さも感じますが、過去に所有していたこともあって、僕は12Rが大好きです。最近のカワサキを見ていると、フラッグシップのZZR1400やZX-14Rはツアラー的な味付けとして、スポーツ性はZX-10Rに任せた、という感じがしますけど、12Rにはツアラー的な特性とスポーツ性を両立しようという意気込みが感じられる。現行モデルでは味わえない、その資質を伸ばしてやりたいと考える人がいるのは、当然だと思いますよ」(鈴木さん)

ただ、最近のアフターマーケットでは、12R用パーツが徐々に姿を消しつつある。これではせっかくの優れた資質も、伸ばしようがないわけだが…。

「中でも2000~01年生産のA型用パーツの状況は厳しくなってきました。でも2002年以降のB型用や他機種用のパーツを流用すれば、そのあたりはどうとでもなる。実際このA1も、フロントフォークはハヤブサ用、リヤショックはB型用を使ってますから。そういった流用に関するノウハウならウチには豊富にありますので、12Rのカスタムで悩んでいる方は、どんなことでも気軽に相談してほしいですね」(同)

STRIKER SYSTEM YOKOHAMA ZX-12R(KAWASAKI ZX-12R)の詳細は次ページにて

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