ツーリング商会 ハヤブサX-1(スズキ ハヤブサX-1)

掲載日:2015年08月26日 プロが造るカスタム    

取材協力/ツーリング商会

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

TWO RING Co. HAYABUSA X-1(SUZUKI HAYABUSA X-1)

長年乗ったコンプリートを
スープアップ

代表・出倉さんも、集うお客さんの多くもヨシムラ好きというツーリング商会。ここを通じてハヤブサX-1(GSX1300Rベース)やトルネードS-1(GSX-R1000K2ベース)を購入したユーザーもかなり多く(出倉さんも元X-1オーナーだ)、同店では購入後のメンテナンスや多くのチューニングも行ってきた。

このX-1は元々発売当時に別のお客さんが買い、それを現オーナーの木村さんが譲り受けたもの。そこから10年超、トップブリッジ上に貼られた覚え書きのように5万2,601kmと走行距離が伸びたのを受け、先頃エンジンをオーバーホールすると同時にスープアップ。内容は現行ハヤブサ用クランクを組んでストロークを、前期型/X-1STDからはボアを、双方上げての1,299→1,441cc化。

元々X-1はハイコンプピストンとハイカムが組まれ(P39)、軽量化と相まってSTDより実パワー、パワー感ともアップしていた。このパワーに慣れたのでという意味もあってのスープアップだったが、それに耐えるSTDフレームのおかげもあって調子は上々とのこと。

ここまでの間に車体まわりもアップグレードされ、ホイールはマルケジーニ(3.50-17/6.00-17)に、前後サスはオーリンズに、またスイングアームはウイリー製にと変わる。スイングアームの効果は大きく、パワーをしっかり路面に伝えてくれるという。また外装は木村さんによってレーサーX-1Rに近づけられ、かつヨシムラに特注でカウルハンドガードを追加し、使い勝手も高めている。好きなヨシムラのコンプリートをさらに自分仕様にする。ある意味、贅沢な楽しみと言えそうだ。

TWO RING Co. HAYABUSA X-1(SUZUKI HAYABUSA X-1)の詳細は次ページにて

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