TNKエンジニアリング GSX1100S(スズキ GSX1100S)

掲載日:2015年07月17日 プロが造るカスタム    

取材協力/TNKエンジニアリング

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

TNK ENGINEERING GSX1100S(SUZUKI GSX1100S)

純正流用+スペシャル改で
カスタムと走りを楽しむ

油冷エンジン搭載、モノサス化、足まわり流用改など、さまざまなカスタム手法を採り入れてきたカタナカスタム。インパクトのある外観を崩さずに多彩な車両群を作る工夫が凝らされてきた。しかし、それだけに『次の一手』をどうするかは、常に大きな問題となってくる。カタナ専門ショップとして看板を掲げるTNKエンジニアリングにとっては、これはなおさらのことだ。そこに、この新テールスタイル。

「このカスタムも、作っている僕らも含めて今、面白いと思えるものを、というテーマでモディファイしたものです。高価なパーツなどはあえて使わず、純正流用とワンオフパーツを中心とする、というのもウチならではのやり方だと思います」

そう語る同店代表・田中さん。シートカウルはYZF-R1純正で、シートレールはアルミ製ワンオフ品とR1のハイブリッド。足まわりはハヤブサやSV1000といったスズキ系パーツを中心に組まれており、リヤサスもモノサス化されている。マフラーもGSF1200改(フランジ部分や車体に干渉する部分などを加工)を使うなど、おっ、と思わせる仕掛けが随所に凝らされている。たしかにこうした面白さはボルトオンでは、なかなか出てこないだろう。

「最近はオーナーさんの年齢層が上がってきたせいか、ノーマル指向の人も増えてきていますね。フルレストアからブレーキやサスなど、要所のみに手を入れた当時風なライトカスタム、そういうのって今見ると逆に新鮮なんですよ(笑)。一方で、こういうカスタムもあっていい。これじゃなきゃダメっていうことではなく、カスタムを楽しむ幅を広げていければって思ってます。それもカタナ専門ショップとしての責任ですから」

TNK ENGINEERING GSX1100S(SUZUKI GSX1100S)の詳細は次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索