しゃぼん玉 ZRX1200DAEG(カワサキ ZRX1200DAEG)

掲載日:2015年07月08日 プロが造るカスタム    

取材協力/しゃぼん玉

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

SHABON-DAMA ZRX1200DAEG(KAWASAKI ZRX1200DAEG)

独自の存在感を放つ
ツーリング用DAEG改

「この車両はDAEGが出たばかりの時期(2009年)に『他にないようなカスタムを作りたい』というオーナーさんの要望で製作したものです。当時はまだDAEGの本格的なカスタムって本当に少なくて、足まわりから細かい部分の作り込みまで、かなり凝りました(笑)」(しゃぼん玉一宮店/店長・滝川さん)

めっきシリンダー&F.I.による燃料供給ということで、エンジン本体はSTD(その代わり、Kファクトリー製カバーやウイリー製ヘッドカバーなどのビレットパーツでドレスアップしている)だが、滝川さんも言うように注目すべきは足まわり、とくにブレーキだろう。キャリパーは前後ともブレンボでFがラジアル、Rが削りの2ポット、ディスクは前後ともプラスμでワンオフしている。リヤアームはウイリー、リヤサスはオーリンズのニュージェネレーションにトレッセル製イニシャルアジャスターを追加するなど、日常域でのちょっとした使い勝手にも配慮。

「あとはピボット上のプレートとか、タンデムステップ用のホルダーとか、本当に細かい部分の作り込みには気を遣いました。こういうところのデキが、マシン全体の完成度を結構大きく左右するものなんですよ」(同)

ちなみにオーナーは、このDAEG改の他に2台のカスタムを所有しているとのこと。1台は展示にも耐えるゼファー改、そしてもう1台はサーキット走行用のスポーツモデルとのこと(いずれもカワサキ車)。

「この車両はというとツーリング用。外装が純正色のままなのもアップハンで比較的アップライトなポジションなのも、そういう理由からなんですよ。派手めだけど用途はあくまでも日常使いなわけで、そのあたりも見据えた仕様になってます」(同)

SHABON-DAMA ZRX1200DAEG(KAWASAKI ZRX1200DAEG)の詳細は次ページにて

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