ヤマハ XS650 1970

掲載日:2009年07月18日 名車ライブラリ    

ヤマハ XS650 1970

1955年にYA1が登場して以来、2ストロークエンジンのみを市販化してきたヤマハの、初の4ストローク搭載車がXS1だ。当時のヨーロッパ製大型車の定石どおり、バーティカルツインの650ccエンジンを搭載しているものの、OHVではなくコンパクトなヘッドのOHCを採用している。このエンジンをスリムなダブルクレードルフレームに搭載し、エレガントなデザインと組み合わせたXS-1は、欧州のライバル車たちを大きく凌いでいた。写真のXS650は1970年9月にXS1がマイナーチェンジして登場したXS650で、セリアーニ式フロントフォークを採用したのが特徴。後にディスクブレーキなどを採用したXS650Eやエンジンをわずかに前傾させたTX650などにモデルチェンジを果たすことになる。

ヤマハ XS650 1970 Machine Detail Check!

SPECIFICATIONS - ヤマハ XS650 1970

YAMAHA XS650 1970

■全長×全幅×全高 = 2,175×905×1,155mm

■軸距 = 1,410mm

■エンジン形式・種類 = 空冷4サイクルOHC2気筒

■総排気量/ボア×ストローク = 653cc/75mm×74mm

■圧縮比 = 8.7

■最高出力 最大トルク = 53ps/7,000rpm 5.5kgm/6,000rpm

■始動方式 = キック式 

■変速機 = 5速

■タイヤ前/後 = 3.50-19/4.00-18

■ブレーキ形式 前 = ドラムブレーキ

■ブレーキ形式 後 = ドラムブレーキ

■発売当時価格 = 33万8,000円

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