中高回転域で力強い加速感を実現フルチタンなので軽量化にも貢献

Photo／前川健彦　　Report／大屋雄一　　記事提供／ロードライダー編集部

ストライカーから、人気の高いニンジャ250/Z250向けのフルエキゾーストがリリースされた。

ポイントは、同機種用のスリップオンでも採用された、新デザインのマーク３サイレンサーだ。チタンのアウターは五角形断面とされ、エンドのステンレスパーツはスラッシュカット風となっている。内部はストレート構造ながら、認証を取得しているので公道での使用が可能だ。

さらにこのサイレンサー、仕上げはチタンの地色を生かした素地、バフ仕上げのミラーフィニッシュ、そのミラーフィニッシュに焼け色を施したヒートカラーの３種類があって、いずれも同価格にて販売される。

エキパイもチタンで、すでにワンメイクレースで実績を上げているレース用の設計を踏襲。徐々に外径が太くなるコニカルヘッダーなど手間のかかる作りとなっており、中高回転域にかけて力強い加速感や迫力のある低音が楽しめるのが特徴だ。

装着にあたってもアンダーカウルの加工は不要であり、タンデムステップを移設するなどの手間もない。さらに、装着したままでエンジンオイルやオイルエレメントの交換も可能となっている。ピークパワーの向上だけでなく、低回転域から扱いやすくなるのもストライカーの特徴であり、試す価値は大なのだ。

[ SPECIFICATIONS ]

[ DETAILS ]

サイレンサーは五角形断面＋スラッシュカットの新形状“マーク３”タイプで、排気抵抗の少ないストレート構造を採用。エンドパーツはステンレス製で、アウターはチタン。素地、ミラーフィニッシュ、ヒートカラーの3種類を同価格で販売。バッフル着脱不可

エキパイは２in１構造で、集合部までは外径が徐々に太くなるコニカルヘッダーを採用する。集合部には触媒も

集合部とサイレンサーをつなぐテールパイプもチタン製で、ここも徐々に外径が太くなっている。なお、スリップオンサイレンサーとの互換性はなし

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