ついにサンバイザー付きが新登場 静粛性などすべての面で大幅進化

掲載日:2012年05月29日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

シンクロテック、マルチテックを販売してきたSHOEIから、その集大成とも言えるシステムヘルメットが誕生。その名もネオテックだ。

最大の特徴は、同社初となる内蔵式サンバイザーの採用。昨今、国内外のメーカーが積極的に採り入れている装備だが、欧州/アメリカのサングラス規格に適合したものはこれが初めてだ。また、曇り止め効果の高いピンロックシールドも同梱している。フェイスカバーとシールドを同軸とした帽体は、スマート&コンパクトを追求。風洞実験により風切り音の発生とそれを内部に伝えない工夫に磨きをかけ、静粛性を大幅に高めている。内装は3Dフルサポートインナー IV で、チンストラップカバーを含むすべてが脱着可能。生地には吸汗速乾性に優れる高機能合成繊維ハイグラと、起毛素材を組み合わせ、ソフトな感触と発汗時のサラッとした肌触りを両立している。

チンストラップには、微調整が容易なマイクロラチェットを採用。必ずふたつ以上のツメが掛かる新設計のシステムで、安全性と耐久性に配慮してステンレスを導入している。

普段使いからロングツーリングまで、あらゆるシチュエーションを快適にしてくれるネオテック。職人によって作られた製品は非常に質感が高く、所有欲も満たしてくれる。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/SHOEI
  • 製品名/ネオテック
  • 帽体/AIM+
  • 規格/JIS
  • カラー/ホワイト、ルミナスホワイト、ブラック、マットブラック、ワインレッド、パールグレーメタリック
  • サイズ/S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
  • 価格/6万900円

[ DETAILS ]

サンバイザーはインジェクション成型のポリカーボネイト製。両面に防曇効果のあるハードコートを施している

新設計の二重リップ形状の縁ゴムをシールド全周に配し、静粛性を高めている。シールド、フェイスカバーとも密着性に優れた可変軸を採用。その下にあるのがサンバイザー開閉レバーだ

フェイスカバーのロックレバーは冬用グローブでも操作しやすいように設計。ロック機構には金属パーツを使う

アッパーエアインテークもグローブのまま開閉しやすいように配慮。チンストラップはマイクロラチェット式だ

[ お問い合わせ ]

電話/03-5688-5160
〒110-0005 東京都台東区上野5丁目8番5号

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