掲載日:2011年07月05日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
EXシステムと並んでヨシムラを代表するチューニングパーツといえば、カムシャフトだ。今年に入ってからスズキの大排気量車向けに新型カムがリリースされたので、ここで改めて紹介しよう。
先に登場したのは、現行ハヤブサ1300(K8~L0)用だ。出力特性は、低~中回転域ではスタンダードの性能を維持しつつ、高回転域でさらなるパワーアップを実現するST-1で、街乗りからサーキットでのスポーツ走行まで幅広く対応する。組み込み済みのカムスプロケットは新たに製作したもので、長穴加工を施すことでバルブタイミングの変更を可能としている。なお、出荷時はスタンダードのエンジンに対して適正なバルタイになるように調整済み。そのままボルトオンで組み込むことも可能となっている。
続いて6月にリリースされたのが、バンディット1250/S/F/ABS用だ。こちらも出力特性はST-1で、幅広いユーザーに対応。なお、カムスプロケットは純正品をそのまま利用する。
4ストエンジンの特性を左右するカムシャフトは、交換によって見た目こそ変わらないが、乗っての印象は大きく変化する。まさに通好みのチューニングパーツだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]