モトグッツィ 1200Sport
モトグッツィ 1200Sport

モトグッツィ 1200Sport – スポーツに相応しい装備を持つ

掲載日:2008年01月31日 試乗インプレ・レビュー    

基本設計を変えることなく
生まれ変わった新世代グッツィ

高い趣味性を持つモーターサイクルブランド「モト・グッツィ」。1921年に創業した同社はイタリアメーカーの中でも最古参のひとつとして位置づけられ、日本ではイタリア車の中でもとりわけツウ好みのブランドとして認知されているようだ。それもそのはず、1969年に登場した「V7」以降のモト・グッツィは、90度V型エンジンのクランク軸を進行方向と同じ方向に搭載し、その出力をシャフトで後輪に伝える独特のレイアウトを採用している。そのため、同じイタリア車で90度V型エンジンを採用するドゥカティとも異なる乗り味を持ち、それが、ドゥカティとはまた違ったファンを生み出してきた。

モトグッツィ 1200Sportの画像

今回紹介する「1200Sport」は、モト・グッツィが2007年初頭に日本に導入した最新モデルだ。モト・グッツィは空冷OHV2バルブV型2気筒エンジンやシャフトドライブという伝統を受け継ぎながら、2005年にエンジンやシャシーを一新させた次世代のモト・グッツィとして「Breva1100」を発売。このモデルをベースに、個性的なルックスを持った「Griso1100」、本格的なツアラーである「Norge1200」を誕生させる。1200Sportは、これらに積まれている「エボルツィオーネ」エンジンを1200ccにサイズアップし、Sportの名にふさわしいディテールを持たせた、走りのモデルである。

モトグッツィ 1200Sportの特徴は次ページにて

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