【ヤマハ・ナイケン試乗記事】初めての峠道も存分に楽しめる、前二輪の絶大な安定感

掲載日:2018年09月28日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/中村 友彦  写真/富樫 秀明

ヤマハ ナイケン

YAMAHA NIKEN

既存の2輪車では味わえない
LMWならではの世界

2014年にトリシティ125、2017年にトリシティ155を発売したヤマハにとって、ナイケン(NIKEN)はフロントに2輪を備えるLMW:Leaning Multi Wheelシリーズの第3弾である。もっともトリシティのコンセプトが、“ニュースタンダードシティコミューター”だったのに対して、ナイケンは相反する要素を並べた“リラックス&エキサイトメント”。

トリシティで培ったノウハウを転用して、ロングツーリングをイージーにこなせる安定感と快適性を獲得する一方で、コーナリングの楽しさを徹底追求するというのが、このモデルの狙いなのだ。そんなナイケンをあえてジャンル分けするなら、スポーツツアラーに分類できるものの、革新的な機構を導入して新しい世界を目指したこのモデルを、既存のジャンルに無理に当てはめる必要はないのかもしれない。

ヤマハ ナイケンの試乗インプレッション

ヤマハ ナイケンの試乗インプレッション

ナイケンの特徴は次ページにて

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