ヤマハ YZF-R1
ヤマハ YZF-R1

ヤマハ YZF-R1 – 既存車とは一線を画す公道走行可能レーサー

掲載日:2015年04月02日 試乗インプレ・レビュー    

レポート/和歌山 利宏  写真/ヤマハ発動機  記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです

ヤマハ YZF-R1の詳細写真

従来型と同じくクロスプレーンクランクを採用するYZF-R1の新設計エンジンは、単体で4kgもの軽量化を受けた。ボアを1mm拡大してショートストローク化しながら、クランク部で幅を33mm短縮し、動弁方式や潤滑方式を見直すなどして、全体で16%ものロス馬力低減も実現している

コーナー進入へのブレーキングから初期旋回での自由度を高めるため、フレームの剛性バランスを追求、その結果、フレームの形状はYZR-M1に似たものとなっている

前後ホイールはマグネシウム鋳造製で、前530g、後340g軽量化。フロントフォークはKYB製のφ43mm減衰力伸圧両効き式。キャリパーはヤマハMOSだが4ポット化され、取り付けピッチは108mmに。ディスクもφ320mmに大径化した

YZF-R1のスイングアームはアルミニウム製のトラスタイプ。アーム長は旋回性能とトラクション向上のため、従来型よりも15mm短い570mm(ホイールベースは10mm短い1,405mm)だ

フォークオフセットは25mmで不変。アッパーブラケットにはYZR-M1にも似た、肉抜きデザインが施されている

メーターはカラー表示で写真はラップタイムも表示されるトラックモード。ストリートモードでは回転数は0から表示

リヤサスもKYB製で、圧側減衰力は高低速2系統式

燃料タンクはアルミ製で、3パネルで構成されている

ヘッドライトはLED式で小型。スクリーンはスーパースポーツとしては大きめで、フォルムはまさにレーサーだ

YZF-R1のLED式のウィンカーは、バックミラーに組み込まれている

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