モトグッツィ 1200 Sport 4V ABS – グッツィらしさに走りの魅力を求めたモデルにABSを装備

掲載日：2014年01月09日試乗インプレ・レビュー

取材・文／佐川健太郎　　写真・動画／山家健一　　衣装協力／HYOD

グッツィらしさに走りの魅力を求めた
最新スポーツモデルにABSを装備

モトグッツィは、1921年に創業したイタリア最古のモーターサイクルメーカーである。第２次世界大戦前から1950年代にかけて、ロードレースの世界でもチャンピオンシップ獲得を含む華々しい活躍を続けるなど、当時全盛だった英国車に対抗し得えた数少ないメーカーであった。今でこそ、趣味性の高いテイスティなモデルが主力となっているモトグッツィだが、元々はスポーツバイクを得意としてきた歴史があり、その血筋を今に伝えるモデルが『1200 Sport 4V』である。新世代モトグッツィとして2005年に登場した『Breva1100』をベースに、スポーツ性を高めた『1200 Sport』が誕生したのが2007年。さらにSOHC ４バルブ採用の新型エンジンで動力性能を高め、ABSを搭載して安全性を高めた最新モデルが『1200 Sport 4V ABS』である。