ホンダ CB1000Rの詳細
ブルーバックの液晶デジタルメーター。回転計をセンターに配置し、左に速度と水温系、右に距離計と燃料残量計、それに時計が並ぶ。
段差のあるシート。リアカウル下部にパッセンジャー用のグラブバーが備わる。デザインを邪魔しない配慮がうかがえる。
ストローク長120mmの倒立式テレスコピックフォークには、310mm径ダブルディスクと対向4ポットラジアルマウントキャリパーが組み合わされる。
2007年のCBR1000RRがベースとなる水冷インライン4。実用域で鋭い加速を感じる中低速重視の設定となっている。
もっともデザインを感じさせるサイレンサーエンド部分。4本のエキパイはエンジン下部のチャンバーに集合する「ロー・スラングエキゾースト」を採用。
リアショックをアルミ製片持ちプロアームにリンクレスで寝かせ気味にマウントする。モノショックはフルアジャスタブル。
試乗ライダー プロフィール
クラブマン編集部 小平 晴史
スポーツバイクで街中に映えるモデルは珍しいと思う。しかも国産で、それもホンダで(イタリアン・デザインだから当然といえば当然だけどね)。コンパクトボディとこのデザインにだまされて、舐めてかかると後悔するかも。乗りこなそうとすると案外手ごわい。結構トリッキーだから、しっかり「乗って」あげないと痛い目に遭いそう…。でも、そんなところが逆に好きだったりもするんだけどね。