ホンダ CB400SS
ホンダ CB400SS

ホンダ CB400SS – いつまでも飽きないバランスの高いデザイン

掲載日:2007年06月07日 試乗インプレ・レビュー    

古さと新しさを併せ持つ
スタンダードシングル

今回のCB400SS試乗は、非常に楽しみだった。それは70年代のシングルCBモデルを個人的に所有していることと、ロードモデルと言いながらもどこか土臭さを感じさせるスタイルに以前から惹かれていたから。21世紀になって発表されたHondaのロードシングル。いったいどれほど私を楽しませてくれるのか、試乗前から柄にもなくわくわくしていた。CB400SSの「SS」とは“Standard Single”の略称だ。2001年に登場したまだ若いモデルであるが、Hondaの伝統あるCBの名を冠する上に「SS」と名づけられたこのモデルはHondaなりのロードシングルへの回答だと受け止められよう。スタンダードな単気筒バイクとはどういったものなのか。旧いシングルモデルを知るベテランから、これからシングルの魅力を知るエントリーライダーまでを満足させてくれるCB400SS、その魅力に迫ってみよう。

ホンダ CB400SSの画像

そもそもCB400SSのエンジンのルーツになったのは、オフロード競技専用モデルだった『XR400』。このエンジンがロード用に改良された『CL400』を経て、2001年にCB400SSとして登場したのだ。他モデルにて熟成を重ねられたエンジンと、シンプルでオートバイらしさを感じさせるスタイルが組み合わさったモデルといえる。2001年の登場当初はキック始動のみだったが、ライダーからの声を受け2003年よりキック・セルの両方が装備されている。また同年よりHonda独自の盗難防止機構であるH.I.S.Sが搭載され、セキュリティ面でも安心感が増した。その後新色の追加を経て現在の3色のラインナップとなっている。

ホンダ CB400SSの特徴は次ページにて

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