ヤマハ トレーサー900 ABS

掲載日:2018年12月08日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ トレーサー900 ABSの画像
YAMAHA TRACER 900 ABS

マイナーチェンジで快適性が向上
大型スクリーン付きのツーリングモデル

トレーサー900ABSは、軽量で剛性バランスも良いアルミフレームに、粘り強いトルクとスムーズな吹け上がりが持ち味の845cc並列3気筒を搭載したスポーツツーリングモデルです。この2018年モデルでマイナーチェンジが行われ、より快適な乗り心地への進化とツーリング機能の強化を果たすと同時に、車名も従来のMT-09トレーサーABSからトレーサー900ABSへと変更されました。

エンジンの最高出力は85kW(116ps)/10,000rpmです。出力特性は、走行モード切替システムのD-MODEにより、標準のSTDモード、シャープでレスポンスの良いAモード、穏やかな特性のBモードから選ぶことができます。駆動系にはアシスト&スリッパークラッチを採用して、操作を軽くするとともにバックトルクによる車体挙動への影響も抑制。またトラクションコントロールの介入は、制御の強、弱、またはオフの選択を、ライダーの判断で行うことができます。

フロントのブレーキキャリパーは対向4ポットのラジアルマウントを採用。前後の軽量アルミ製キャストホイールにはツーリング向けのラジアルタイヤが組み付けられています。フロントサスペンションにはプリロードと伸側減衰の調整機構が付いたインナーチューブ径41mmの倒立式フォークが使われます。リアショックもプリロードと伸側減衰の調整が可能。スイングアームは新設計となり、従来型よりも60mm長くなった寸法が高速走行時や旋回時のトラクション性能に貢献します。

フロントスクリーンは形状変更と表面積の拡大が行われ、防風効果が高まりました。またその高さは5mm単位10段階の範囲で、片手で簡単に調整できるようになっています。そのほか今回のマイナーチェンジでは、新デザインとなったフロント周りや質感の高まった外装パネル、新設計のハンドルとブラッシュガードの採用、前後シートのデザイン変更、サイドカバー形状と調和したサイドケース用マウントの設定なども行われています。

車体色はグレーとマットダークグレーの2種類をラインナップ。車両価格は消費税8%込みで111万2,400円です。

ヤマハ トレーサー900 ABSのここがポイント!
  • ● 質感を高めた外装と新デザインのフロント周り
  • ● 片手で高さ調整ができるフロントスクリーン
  • ● 60mm長くなったリアのスイングアーム

ヤマハ トレーサー900 ABSのライバルはこれだ!

  • トライアンフ
    タイガー800XR

    スチールパイプのトラスフレームに最高出力70kWの水冷並列3気筒を搭載するロード志向のアドベンチャーバイク。フロントタイヤは19インチ。143万円(税8%込み)。

  • ホンダ
    VFR800X

    アルミツインチューブフレームにHYPER VTEC採用の781ccV型4気筒を搭載。最高出力は79kW、温度調整が可能なグリップヒーターを標準装備。143万6,400(税8%込み)。

  • スズキ
    Vストローム1000 ABS

    アルミフレームに最高出力73kWのVツインを搭載したアドベンチャーツアラー。ウインドスクリーンは3段階調整、燃料タンク容量は20L。140万4,000円(税8%込み)。

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