カワサキ ニンジャ400

掲載日:2014年06月04日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

カワサキ ニンジャ400の画像
KAWASAKI Ninja 400

新デザインの外装とぺリメーターフレームを採用
軽快で扱いやすいフルカウルのツインスポーツ

ニンジャ400は、ツインシリンダーエンジンを搭載するフルカウルのスポーツバイクです。車体骨格には高張力鋼管を使ったダブルパイプペリメーターフレームを採用し、コンパクトなエンジンとともにスリムで扱いやすい車体構成になっています。スタイリングはカワサキのニンジャシリーズに共通するアグレッシブなデザイン。風洞実験を行いながら設計したカウリングは、高いウインドプロテクション効果を発揮し、高速走行やロングツーリングでの疲れも低減します。また前後シートはセパレートタイプに変更し、タコメーターはアナログタイプとするなど、従来モデルのニンジャ400Rをさらに進化させ、スポーティなイメージを強めています。

扱いやすさとレスポンスを重視したエンジンは、180度クランクの水冷並列2気筒です。シリンダーヘッドはDOHCの4バルブを採用し、バランサーシャフトによって回転もスムーズ。サブスロットルを装備したインジェクションシステムにより、低中速域での吹け上がりもシャープです。前後サスペンションはストロークを長めに設定し、優れた緩衝性能と滑らかな作動で、軽快かつスポーティなハンドリングを追求しました。車体中心からオフセットしたリアショックのレイアウトは、コンパクトなエンジンとの組み合わせにより足着きの良いシート位置を作り上げています。

デュアルヘッドライトを組み込んだフロントカウルには、風防効果の高いアジャスタブルウインドスクリーンを装着。このスクリーンは3段階、最大60mmの範囲で高さ調整が可能です。ハンドルバーはワイドなものを高めの位置にセットし、アップライトでゆとりあるライディングポジションを実現しました。ハンドルやシート、ステップの位置関係は人間工学を取り入れた設計で、自然な乗車ポジションはあらゆるライダーに対応します。また、ハンドルバーやステップのステー、シートブラケットなどをラバーマウントしており、ライダーに伝わる振動を抑え、スポーツ性だけでなくツーリング性能も重視しています。価格は消費税8%込みで66万8,520円より(2014年6月現在)。

カワサキ ニンジャ400 のここがポイント!
  • ● 新設計フレーム採用によるスリムで取り回しやすい車体
  • ● 高速や長距離で効果を発揮するエアロダイナミクスデザイン
  • ● 扱いやすさとレスポンスを重視した水冷並列2気筒エンジン

カワサキ ニンジャ400のライバルはこれだ!

  • カワサキ
    ER-4n

    ニンジャ400とほぼ同じスペックをネイキッドで味わうならこれ。国内向けのER-4nはトレリスフレームの従来型のみ。64万6,971円(消費税8%込み)より。

  • ホンダ
    CBR400R

    水冷並列2気筒エンジンを搭載したフルカウルロードスポーツ。デュアルヘッドライトを採用した現代的なスタイリングも特徴。68万9,040円(消費税8%込み)より。

  • スズキ
    グラディウス400

    扱いやすさとパワフルさを兼ね備えたVツインエンジンをエレガントなトラスフレームに搭載。ABS標準装備のネイキッドスポーツ。83万1,600円(消費税8%込み)。

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