【Page6】ザッパー系の歴史 KAWASAKI ZEPHYR 750 Series 1990-2007

掲載日:2010年01月18日 特集記事カワサキ「ザッパー系」至上主義    

記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1
■マシンオーナ一/Shigeki ARIYASU有安繁騎

remember zeppan bikes

カワサキ「ザッパー系」至上主義

アンチ「レーサーレプリカ時代」の申し子
大型自動二輪クラスの新時代を予感させたゼファー750。

KAWASAKI ZEPHYR750 ZR750-C1 1990

KAWASAKI ZEPHYR750
ZR750-C1 1990

当時価格65万9000円

89年に登場したゼファー (400cc)の成功によって、新世代ネイキッド市場を「確信」したカワサキが、翌年90年6月から国内市場向けに市販開始したのがゼファー750の初期型C1だ。キャンディアトランティックブルーの単色でスター卜。後のマイナーチェンジは機能性の更新ではなくカラーリングがメインに行われた。

KAWASAKI ZEPHYR750RS ZR750-D1 1996

KAWASAKI ZEPHYR750RS
ZR750-D1 1996

当時価格68万円

ゼファー750にスポークホイールモデルが加わったのは1996年。またこのRS仕様では、タンクエンブレムが「ZEPHYR」から「KAWASAKI」ロゴが採用されている。Z1/Z2初代モデルのグラフィックイメージを採用したのはこの時期からで、以後、ニューグラフィックにはタイガー系イメージや玉虫系イメージも採用された。

 

KAWASAKI ZEPHYR750RS ZR750-C7 2001

KAWASAKI ZEPHYR750RS
ZR750-C7 2001

当時価格67万5000円

90年発売開始のC1から2000年モデルのC6まで、カラーリング以外の機能性更新は限りなく少なかったゼファー750が、この2001年のマイナーチェンジで大きく変更された。二次エアーの噴射で未燃焼ガスを再燃焼させる機構やスロットルセンサーの追加によって燃費を改善。排ガス規制に適合させている。力ラーリングは玉虫系だ。

KAWASAKI ZEPHYR750RS ZR750C6SA 2007

KAWASAKI ZEPHYR750RS
ZR750C6SA 2007

当時価格73万円

事実上のファイナルエディションとして登場したゼファー750の「火の玉」カラー。2004年のC10にてブラックエンジン×マッドブラックフレーム(ややグレー調)となったが、この最終型でツヤ有りブラックとなり、よりZ1/Z2イメージに近づいた。現在、中古車市場で一番人気なのがこの最終仕様だ。タンクマークサイズも小型化された。

 

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