【Page3】600ccにコンバートして、今も毎日通勤で使用中の現役マシン。

掲載日:2010年01月04日 特集記事オトナのシングルYAMAHA SRX    

記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1

新車で購入してから、はや17年。
600ccにコンバートして、今も毎日通勤で使用中の現役マシン。
夜間はまだまだ寒い3月に、埼玉県からミーティングにやって来た芝田さん。付いているパーツは派手めだが、きわめて実用的に使っている。
夜間はまだまだ寒い3月に、埼玉県からミーティングにやって来た芝田さん。付いているパーツは派手めだが、きわめて実用的に使っている。

1990年に新車で購入して以来、ずっとこの400に乗り続けている芝田さん。これとは別にTRX850も所有しているが、コンパクトで軽く、エンジンパワーも程良いため、SRXはどれだけ乗り続けても飽きることがなく楽しいという。SRX以前はTZRなど2ストスーパースポーツに乗る期間が長かったため、SRXを所有するようになってまず最初にマフラーを交換し、ブレーキを強化した。とはいえ毎日の通勤にも使用するバイクなので(現在も使用中!!)、乗りづらくなるモディファイは行っていない。

 

外観で目立つのは、ビトーR&Dのマグタンとフロントインナーチューブのチタンコーティングだ。マグ鍛は車両購入から10年を記念して2000年に装着。この時、選択肢が減ってきた140サイズのリアタイヤを160にアップ。チタンコートについては、新車時装着のインナーチューブのハードクローム層が摩耗したため、純正新品パーツを購入して施工したもので、いずれも毎日使う車両だからこそ気になる部分に手を加えた結果と言えよう。ケースやレンズは純正ながら、ヘッドライトバルブをHIDに交換しているのも、実用性を向上させるモディファイの一例だ。

 

現在はエンジンを600ccに載せ替え、キャブレターをFCRφ37に交換してさらにパワフルに変貌し、乗る楽しさを満喫しているという。17年を経ても乗り換える気にならないのは、デザインを含めたトータルパッケージの良さで他に代わるものがないからだそうだ。

 

  • ブレーキローターはサンスター製で、ニッシン製キャリパー&サポートはプロトの製品。フロントフェンダー、シートカウルはAAAの製品を装着。

    ブレーキローターはサンスター製で、ニッシン製キャリパー&サポートはプロトの製品。フロントフェンダー、シートカウルはAAAの製品を装着。

  • 当初の400ccからAAAで購入した600ccのコンプリートエンジンに換装。キビキビ走りたい通勤も、余裕を持って走りたいツーリングもこなせるパフォーマンスがある。

    当初の400ccからAAAで購入した600ccのコンプリートエンジンに換装。キビキビ走りたい通勤も、余裕を持って走りたいツーリングもこなせるパフォーマンスがある。

  • SRX用FCRといえばφ35が定番とされているが、あえてワンサイズ口径の大きいφ37を装着。NAG SEDのクランクケース内圧コントロールバルブも取り付けている。

    SRX用FCRといえばφ35が定番とされているが、あえてワンサイズ口径の大きいφ37を装着。NAG SEDのクランクケース内圧コントロールバルブも取り付けている。

  • マフラーは、絶版となった今でもSRX定番ともいえる、膨張室が特徴的なヨシムラサンパー。リベット止めのサイレンサーが付く写真のタイプは後期型だ。

    マフラーは、絶版となった今でもSRX定番ともいえる、膨張室が特徴的なヨシムラサンパー。リベット止めのサイレンサーが付く写真のタイプは後期型だ。

  • 純正のスピードとタコメーターの関係を逆転し、タコはスタック製に換えられているが、メーターパネルはスタンダードのまま。このデザイン、レイアウトもSRXの特徴だ。

    純正のスピードとタコメーターの関係を逆転し、タコはスタック製に換えられているが、メーターパネルはスタンダードのまま。このデザイン、レイアウトもSRXの特徴だ。

 

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