デザイン性と機能性を両立するSSKのビレットパーツの画像

デザイン性と機能性を両立するSSKのビレットパーツ

  • 取材協力/SSK  取材・撮影・文/森下光紹  構成/バイクブロス・マガジンズ
  • 掲載日/2018年3月7日

スポーツバイク愛好家が、アルミ製ビレットパーツに魅力を感じる理由はクオリティに繊細さを求めているからだ。とくに操作系パーツには、ほんの少しの変化にもライダーは敏感に反応する。加工精度や仕上げの丁寧さなど、チェックすべきポイントが多いのだ。

3D加工の繊細な仕上げとデザインの先進性
抜群なフィーリングの操作系パーツは微調整機能も優秀

SSKは、2011年の創業と同時に自社製のアルミビレッドパーツをラインナップさせている。代表の椎名達也さんは、自身のバイクに装着できるレバーのラインナップが無いことをきっかけに、その製作を事業化したという。

まずは海外メーカーのパーツを輸入販売するという観点から、台湾のパーツメーカーであるリデアを扱い、SSKブランドで生産するパーツは、基本的にはリデアでは取り扱いのない物としてブランドを立ち上げた。

高品位で高機能。とてもクオリティが高いリデアのパーツ群に負けない性能とルックスを持たせるべく開発に着手。ラインナップされたそれらの商品は、当然ながらリデアの製品と同等か、それ以上の品質を誇るもの。

ブレーキ&クラッチレバーを例にすると、レバー長はスタンダード(172mm)とショート(142mm)の2種類。レバーの途中から折れ曲がる可倒式も存在し、構造はレバーとホルダー、そしてレバーの角度(距離)を6段階で調整できるアジャスターの3ピースである。それぞれ7色より選択できるというカラーバリエーションの豊富さも魅力的だ。もちろん、装着方法は改造不要のボルトオン。そのほか、ハンドルグリップ先端に取り付けるレバーガードやマスターシリンダーキャップ、各種スライダーもラインナップするなど、きめ細かい製品群が特徴である。

対応機種を拡大していくSSKのアルミビレットパーツ

※表示価格は税込

デザイン性と機能性を両立するSSKのビレットパーツの画像

スズキ・GSX-S1000用リアアクスルスライダー(未発売)は、本体がアルミビレットパーツで、スライダー部分にはPOM樹脂(ポリオキシメチレン)を使用する2ピース構造。スタンドフック(3,240円)も同様で、取り付けボルトがM8サイズのスズキ&ホンダ専用品。

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ステップは、メインステップ(7,560円)もタンデムステップ(7,560円)もノーマルと交換できるもので、どちら側にも装着できる。ブラケットとの2ピース構造。写真のメインステップ(7,560円)は先端にスライダーが付くタイプ。ブラケットは2色。ステップペグは7色から選ぶことができる。スイングアームピポッドカバー(未発売)もSSKだ。

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BMWのS1000RR用のフレームスライダー(未発売)もSSKのオリジナル商品。スライダー部分は、POM(ポリオキシメチレン)を削り出して製作されたもので、非常に分厚い大型。エンジンマウントを利用して取り付け、先端には5色から選べるアルミ製カバーキャップを装着する。

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ハンドルバーの先端に装着するレバーガード(8,640円)。レーサーでは、当たり前の装備品となっている。構造は3ピースで6色から選択可能。同じく3ピース構造のアルミビレットレバー(1万584円~)は、レバー長が172mmのロングと142mmのショート、そして可倒式から選択できる。カラーは7色。レバー角度は6段階調整可能だ。

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カワサキのH2に装着されているのは、メーカー同色にカラーリングされたマスターシリンダーキャップ。これはブレンボのS50(3,780円)とS15(3,240円)に対応したもので、もちろんカラーは選ぶことができる(5色)。フロントフォークのトップキャップはカワサキのオリジナル。まったく同色でコーディネイトすることが可能である。

K&H

SSK

SSK

住所/茨城県龍ケ崎市川原代町5570-4 SSKビル
電話/0297-85-4031
営業/9:00-17:00
定休/土・日

2011年の設立以来、ドライカーボンとアルミビレットパーツを中心に、自社ブランドのパーツを企画、開発、販売している。また、海外製の質の高いパーツの輸入、販売も行なっている。商品はオンラインショップのほか、全国のバイク用品店などでも注文が可能だ。