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スタイルと安全への意識が高いライダーに向けた胸部プロテクターに注目!

  • 取材協力/キジマ  撮影/栗栖誠紀  取材・文/浜瀬将樹  構成/バイクブロス・マガジンズ
  • 掲載日/2018年3月16日

近年、ライダーが自分の身を守るためのプロテクターの重要性が高まっている。しかし「防御力が高いプロテクターは欲しいが、自分のコーディネートは崩したくない」という理由から購入まで至らないケースが多い。そんな声に応えるチェストタイプのプロテクターがキジマから発売された。一体どんなものなのだろうか? 詳しく検証していこう。

まさかのアクシデントから身を守るなら胸部にも注目
ストレスフリーの快適装備だ

バイクに乗る上で「安全に走る」のは必須。しかしどんなに警戒心を持って走っていても、残念ながら事故は起きてしまうもの……。

平成28年度に東京都内で発生した二輪事故の死亡原因は、1位が頭部、2位は胸部である。頭部はヘルメットで守られているが、胸部はどうだろう? おろそかにしていないだろうか? やはり自分の命を守るためにも、胸部もしっかりガードしたいところだ。万が一は、起きてからでは遅いのだ。

ここではキジマのオリジナルブランド『4R』の最新プロテクター『2WAY CHEST PROTECTOR』を紹介したい。その特長はヨーロッパ規格(prEN1621-3)によるテストでレベル2を獲得していること。多少ボリュームはあるものの、ジャケットのインナーとして着用しても違和感のない厚みで、スタイルへの意識が高いライダーも気兼ねなく着用できる。むしろ守られている印象があり、安心感が高まるだろう。

装着は伸縮性の高い素材を採用したウエストベルトによって装着時のストレスが緩和され、着脱しやすいようバックルが装備されているなど、細かな配慮もなされている。このクオリティで1万円を切るリーズナブルな価格も魅力だ。

すべてのライダーに、長く楽しく安全に走ってもらうため、キジマが出したひとつの答え。ぜひ手にとって試して欲しい。

万が一のアクシデントから最悪の状況を避けるために!!

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2WAY CHEST PROTECTOR(9,720円・税込)は、4Rプロテクターシリーズ初のチェストタイプ。サイズはフリーで、長さ調整ができるベルクロテープを装備しているため、体型に合わせた使用が可能。右側にはバックルを採用。容易に着脱できるのも特筆すべきポイント。

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ウェアベルトでの直接装着はもちろん、インナーボタン付きのジャケットとの接続を可能にした2WAYタイプ。ベルトは取り外しができるので、ポケットやツーリングバッグに収納しておけば煩わしさもない。

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クロスベルトは剛性の高い自動車用シートベルトと同じ素材を採用し、耐久性と柔軟性を確保。しっかり身体にホールドされるが、気になるほどの強い圧迫感はない。

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プロテクターにはCE規格“EN1621-3 LEVEL2”の証が刻まれている。またJMCA(全国二輪車用品連合会)推奨規格レベル2も取得しており、ハイレベルな衝撃吸収を実現。安心感が高まる。

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プロテクターにはポリエチレン成型樹脂、ウレタン+起毛トリコット、高反発テンパーEVA、低反発テンパーEVA、ハニカムポリカーボネート、ウレタンパットなど6種類の素材を使っている。多重構造で衝撃を分散するのが狙いだ。

キジマ

キジマ

ウインカーやランプ類、ロック式ヘルメットホルダー等、ライダーにとって身近なパーツ群を展開する一方、オトナのライダー向けのプロテクターやバッグのオリジナルブランド“4R”(フォーアール)などもラインナップ。ライダーのためのバイク関連商品を多数展開している。