MIDLAND「BT CITY」ではじめる「つながる体験!」ライダーのコミュニケーションは新時代へ
取材協力/MIDLAND  取材・文/佐賀山敏行  写真/井上 演  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
掲載日/2015年04月28日
今やツーリングなどでナビゲーションシステムを利用するライダーを見かけることは決して珍しくはなく、街中ではスマホホルダーに固定したスマホやデバイスをナビ代わりにしているバイクも多く見る。そんな“次世代デジタル機器”が身近になった今、ライダー同士のコミュニケーションもまた、新たな時代へ突入しようとしている。

Let's intercom-life!!

ライダー同士のコミュニケーションは
もっと気軽に楽しめばいい!

今やインターネットをはじめ、さまざまなデジタル機器が身近なものとなっていて、バイクに乗るのもとても便利な時代になった。たとえばツーリングでは地図などを見なくても、スマホがあればナビ代わりになるし、ETCの普及によって高速道路の料金所も煩わしいものではなくなった。さらにいえば、電熱ウェアやグリップヒーターは冬のライディングを快適なものに変えてくれる。そう、今やバイクは辛いものではない。追求すれば、トコトン快適性を高められる乗り物なのだ。

 

そして、忘れてはならないのがインカムだ。走行中でもライダー同士、またはライダーとパッセンジャーとの会話を可能にしてくれるインカムは、ツーリングの楽しさを大きく広げるアイテムとして、近年急速に普及した。この魔法のアイテムはまた、マスツーリング時の感動の共有や意思疎通がラクに図れることによる利便性によって、「ライダー=孤独」というイメージを根底から覆したといえよう。

 

そんな全く新しいバイクライフを手に入れることができるインカムだが、実際にはユーザーのほとんどはグループツーリングや高速道路を使ったロングツーリングなど、大型バイクに乗るヘヴィなツーリングライダーで占められている。

 

今やちょっとした街乗りでもスマホをナビ代わりに使う時代である。果たしてインカムは未だ、ツーリングを主とするライダーだけのもので良いのだろうか? 答えはもちろん“否”である。じつは先日、MIDLANDよりもっと身近にインカムのある世界を楽しめる新製品が登場した。それが「BT CITY」だ。

 

手にしているのがデモ用ヘッドセットに装着された「BT CITY」だ

左はスタンダードで右は特別仕様。こんな楽しみ方もある。

BT CITYの特徴はなんといっても、その気軽さにある。ヘルメットへの取付けは3ステップで、ビギナーでも簡単にできる。設定もBT CITYは順番に2つのボタンを押すだけでスマホとの接続が可能。それ以外の操作も基本的にはボタンひとつ。価格もシングルパックは12,000円、ツインパックは22,000円と、これまでのインカムに比べるとずっとリーズナブルな設定となっている。それでいてMPプレイヤーやスマホから音楽を聴いたり、スマホからの着信応答をすることができる。もちろん、BT CITY同士で会話だって最大200mまでの距離でできるのだ。

 

つまりBT CITYはリーズナブルな価格設定で、インカムに必要な機能をしっかりと有したモデルということ。スマホで気軽にナビを起動させられるように、BT CITYも気軽に無線を使って、バイクライフを豊かにすることができるのだ。

 

これまでインカムは高価だと諦めていた人、マスツーリングはあまりしないという人、日帰りの近場ツーリングがメインだという人、そしてパッセンジャーとは大声でなんとか意思疎通ができるから……なんて人まで、ぜひともBT CITYを手に取って欲しい。今まで遠い存在だった無線通信を身近にすることで、バイクはもっともっと楽しくなるに違いない。

 

BT CITYはボタンがひとつだけなので格段に操作性が良く、迷うこともない。さらに価格も低く抑えられているために、ビギナーにもオススメだといえる。しかし、他機種に比べてグンと低い価格に不安を覚える読者もいるだろう。だけど心配は無用だ。

 

BT CITYをリリースするMIDLANDはイタリアとアメリカに本社を置く無線通信機器メーカーであり、その製品は世界40ヵ国以上で展開している。製品もバイク用インカムだけでなく、業務用無線までをも取扱っている。そう、世界中であらゆる無線通信製品を扱っているからこそ、文字通り、扱う部品数のケタが違うのだ。そして、だからこそベーシックなモデルであれば非常に安く作ることができる。

 

BT CITYはたしかにエントリーモデルだ。しかし、決してチープなアイテムではない。無線機器専門メーカーが満を持してリリースするモデルであり、高速道路には乗らないという原二ユーザーや電話を常に気にするビジネスマンまで、まさにあらゆるライダーに最適なもの。日常的なバイクライフのなかで無線通信を利用することのメリットを、必ずや享受してくれるはずだ。

 

インカムは決してツーリング専用ギアではない。BT CITYがそれを証明してくれる。

自分の装備や目的あわせてBT CITYを快適に利用できるアクセサリーも充実

PICKUP PRODUCTS

ライダーのバイクライフを
豊かにするラインナップ!

MIDLANDがリリースするインカムはBT CITYをエントリーモデルとしながら、他にも多数ラインナップしている。だから自身のバイクライフに合わせてチョイスすることが可能だ。どのモデルにもいえることは、世界中に展開する無線通信機器メーカーによる製品だけあって、非常に満足度の高いものだということ。どれを選んでも、ユーザーのバイクライフを一段と豊かなものにしてくれるに違いない!

 

BRAND INFORMATION

MIDLAND

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MIDLANDは、イタリア・ミラノから世界40ヵ国以上に展開している無線通信機器のリーディングカンパニーだ。
その歴史は40年以上を数え、業務用から個人利用まで利用環境に合わせた最適な機器の開発を続けている。