モーターサイクルを安全に楽しむために不可欠な装備がヘルメットだ。愛知県に拠点を置く『godblinc』（ゴッドブリンク）が提供するヘルメットは、高い安全性を確保しながら、普遍的な格好良さとリーズナブルな価格を追求した商品郡となっている。その秘密はどこにあるのだろうか？

FEATURE

日本品質をリーズナブルな価格で提供したい
すべては長く安全にバイクライフを楽しむために

現在購入できるヘルメットの多くは、レースにも使えるクオリティの製品は驚くほど高価であり、逆にホームセンターなどで売られているノーブランド製品は信じられないほど安い。シルエットは同じでも、その性能差は大きなものである。

ゴッドブリンク代表の泉地博由来さんは、長く大手パーツメーカーで働くうちに、一般ユーザーが求める適正ヘルメットがどのようなものなのか追求し、独自のブランドを立ち上げることを決意。

ヘルメットの生産拠点をアジア各国に置き、日本人スタッフが現地で徹底的な品質管理を行なうという方法で製品を輸入販売し、これまでとは違うスタンスでのラインナップを揃えることに成功した。

展開するブランドは3種類。まず『GARGOYLE』（ガーゴイル）は「お守り」という意味を持つ魔除けのシルエットを後頭部に描いた特徴的なヘルメットで、スタイルはベーシックなジェットである。

ラバートリムの手縫いストレッチや取り外せるチークパッドが特徴で、本格派も納得できる仕上がり。価格も7,800円（税込）という価格である。

つづいて『ZOLTAR』（ゾルター）は、スタンダードジェットヘルメットとしてさらにリーズナブルな5,800円（税込）という価格を実現。

ゾルターは様々なカラーバリエーションと、カラーリングされたラバートリムが特徴で、女性ライダーへの波及効果も狙ったモデルである。やはりチークパッドは取り外すことが可能だ。

そしてフラッグシップモデルを揃えるブランド『ZEALOT』（ジーロット）は「熱狂者」という意味を持つネーミングで、ライディングに夢中になるライダーを積極的にサポートする。

ジーロットの『Flyboy Jet』（フライボーイ・ジェット）は帽体にカーボンを採用し、約800gの軽さを実現。帽体の裏にはFRPを採用するハイブリッド構造で、1万5,800円（税込）という価格が魅了だ（カーボン模様がヘキサゴンタイプは1万7,800円・税込）。もちろん、こちらもチークパッドは脱着できる。

同じくジーロットの『ZG Aero Tourist』（ZG エアロ・ツーリスト）は、インナーシールドを内蔵したフルフェスモデル。

もちろんツーリング時の快適性を保つベンチレーション機能もあり、それでありながら価格は驚きの1万4,800円（税込）だ。

さらに、ヘビーなツーリングユーザー向けに開発されたジーロットの『ZG System Tourer』（ZG システム・ツアラー）もラインナップ。

インナーシールド装備だけでなく、フリップアップするチンガードが特徴のツーリングモデルだ。こちらも価格は2万4,800円（税込）と相当リーズナブル。

ジーロットはストリートやツーリング向けのヘルメットだけではなく『Mad Jumper』（マッド・ジャンパー）という本格的なオフロード用モデルもラインナップしている。

帽体にリブ加工を施し、転倒時の強度を確保。もちろん内装はすべて取り外して洗うことができる。価格は1万6,800円（税込）。

ゴッドブリンク代表の泉地さんは、リーズナブルな価格のヘルメットにも、すべてSG規格をパスするという厳しい安全性を追求し、内装は日本人特有の型を全モデルに反映して違和感のないヘルメットを生み出した。それは「長くバイクライフを楽しむことに必ず繋がる」という考えがあってのことなのだ。

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