軽量かつレーシーなルックスによって人気の高い素材がドライカーボンだ。老舗パーツメーカーからもエキゾーストサイレンサーやカウルなど、カーボンを使用したパーツは数多く発売されている。そんななかで注目を集めるのがカーボン専門ブランド「カーボニー」。設立されてちょうど1年、できたばかりにも関わらず多くのライダーに支持されているのだが、その理由のひとつが豊富な対応車種。ホンダ CBR1000RR やヤマハ YZF-R1 といった人気モデルはもちろん、DUCATI 1199 パニガーレなどの最新モデルまで、そのラインナップは 80 車種 500 アイテム以上。フルカウルがセットで揃うものからエンジンカバーのみまで、車種によって製品構成は異なるが、それでもこれだけの車種専用パーツが揃っているのは魅力だ。これまでパーツがなかったというマイナーモデルのオーナーからも支持を得ている。
また、カーボニーの製品はすべてツヤあり or ツヤなし、綾織り or 平織りを選ぶことができる。つまり同じパーツでも、4パターンの仕上げがあるのだ。「対応車種が多いのは、いろいろなお客さまにカーボンの良さを知ってもらいたいから。仕様が4パターンあるのは、『自分だけのカーボン』という満足感を得てもらうため」と中原史登社長。受注生産とすることでリーズナブルな価格が設定できるのもユーザーにとっては大きなポイントだ。
ハイクオリティで低価格、そして豊富なラインナップで業界に新風を巻き起こす……まさに新進気鋭と言うにふさわしいブランドだ。
カーボニーがリリースする専用パーツは、ほとんどが純正と同じフォルムとなっている。しかし、やはり素材が変わればイメージは一新。純正形状の美しさはそのままに、よりレーシーなルックスへと昇華している。また、外装パーツ以外にもバインダーや名刺入れなどの雑貨もラインナップ。バイクライフだけでなく、普段の生活からカーボンを身近に感じたい人にはぜひともオススメだ。ほかにも4パターンの仕上げの違い、フチや折り目の美しさなど、リーズナブルでありながらも非常に高いクオリティを持つカーボニー製品をぜひともじっくりと眺めていただきたい。
※価格は 2013年12月現在の消費税率で表示しています